7月も下旬に差し掛かり、2016年8月のフラット35の金利動向が気になるタイミングになってきました。当サイトでも大体これぐらいのタイミングで翌月のフラット35の金利を予想していますが、その指標として必ず確認しているのが、同じく毎月発行されている住宅金融支援機構が発行する貸付債権担保 住宅金融支援機構債券の債券要綱・条件です。
今回発表された同債券の利回りは、111回の過去の発行の歴史の中で最低の0.19%となっています。先月、初めて0.3%を下回る利回りとなる0.23%でしたが、更に0.04%下回る利回り条件となっています。
また、以下は日本相互証券株式会社のホームページより引用させていただいた、新発国債の最終利回りを示した表です。いわゆる長期金利10年物国債利回りは月初と比較してもほぼ横ばいの水準で推移している事がわかります。一方で、超長期と言われる20年国債・30年国債の利回りは月初の水準に比べると大きく上昇していることがわかりますね。
このような状況ですので、7月に過去最低金利を記録したフラット35の金利動向は非常に予想しにくい状況と言え、結論としては据え置きで予想したいと思います。
2016年7月のフラット35金利
- 借入期間20年まで:0.850%(前月比 据え置き)
- 借入期間35年まで:0.930%(前月比 据え置き)
※上記の金利は、フラット35の中で最低金利を提示している楽天銀行や住信SBIネット銀行などの金利を予想しているものです。フラット35は提供する金融機関によって金利や条件が異なりますので注意しましょう。
なお、当サイトではフラット35での借り入れ・借り換えを考えるのであれば、もっともおトクなフラット35を選んでいただきたいと思っています。同じフラット35でも提供される金利に差があるのはもちろん、手数料やサービス内容にも違いがあります。例えば、7月に史上最低金利を更新したと言っても、21年以上の借入期間のいやゆるフラット35の金利は、0.93%〜1.58%と大きな差異があります。当サイトでは毎月フラット35提供金融機関の中でも最低の金利を提示し続けている実績のある住信SBIネット銀行のフラット35をおすすめしたいと思います。
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