(2023年6月1日更新)
変動金利の引き下げ合戦が激化!!
日本の住宅ローンの金利は、固定金利タイプに関してはやや上昇傾向が続いている状況です。
一方、変動金利は引き続き歴史的な低金利が続いています。これだけ低い変動金利の住宅ローンが増えている最大の理由はauじぶん銀行のような新しいネット銀行が魅力的な金利で住宅ローンを提供していることです。
このページで紹介していない住宅ローンにも非常に魅力的な金利の住宅ローンが増えてきているので合わせてチェックしておくようにしてください。
借り換え効果を実際の借り換え事例で確認してみましょう!
住宅ローンの返済状況は人により異なりますので、ここではローン残高が2000万円、残りの返済期間が25年、借入金利が2.7%(元利均等返済、ボーナス返済無し)から借り換えた場合の効果を具体的に確認してみましょう。
住宅ローン残高 | 残りの返済期間 | 毎月の返済額 | 年間返済額 | 総返済額 |
---|---|---|---|---|
2,000万円 | 25年 | 約92,000円 | 約110万円 | 約2,800万円 |
非常に低い金利と、利便性の高い住宅ローンを提供し借り換え顧客に選ばれている住信SBIネット銀行(代理店SBIマネープラザ)の住宅ローン(対面)、SBI新生銀行(安心パック)、ソニー銀行、イオン銀行(事務手数料”定率型”)へ借り換えた場合と、借り換えずに返済を継続した場合を比較しています。また、今回は借り換えの効果をわかりやすく理解するために変動金利への借り換えた場合でシミュレーションしています。
まずは初期費用を確認してみましょう。借り換えを行わない場合はもちろん0円です。
※シミュレーションは当サイトによるものです。必ず各銀行のシミュレーションで確認してください。
借り換え無し |
住宅ローン(対面) 住信SBIネット銀行 |
SBI新生銀行 | ソニー銀行 | イオン銀行 | |
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事務手数料(税込) | 0円 | 440,000円 | 440,000円 | 44,000円 | 440,000円 |
保証料 | 0円 | 0円 | |||
団信保険料 | 0円 | 0円 | |||
その他費用 | 0円 | 200,000円 ※概算値。抵当権設定・司法書士費用・収入印紙代などを含みます。条件によって異なります。 |
|||
合計 | 0円 | 640,000円 | 640,000円 | 244,000円 | 640,000円 |
初期費用ではソニー銀行がNo1に!
初期費用は、事務手数料がわずか44,000円(税込)しかかからないソニー銀行がNo1です。続いて、SBI新生銀行、イオン銀行・住宅ローン(対面)の順番です。
次に金利や毎月の返済額と総返済額を確認してみましょう。
※1 審査結果によっては、金利に年0.1%~0.75%上乗せとなる場合があります。
借り換え無し |
住宅ローン(対面) 住信SBIネット銀行 |
SBI新生銀行 | ソニー銀行 | イオン銀行 | |
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ローン残高 (元本) |
2000万円 | ||||
借入れ期間 | 25年 | ||||
返済方法 | 元利金等返済 | ||||
金利プラン | 固定金利 | 変動金利 | |||
金利 | 年2.7% |
年0.320%※1 (通期引下げプラン) |
年0.420% (変動フォーカス) |
年0.807% (住宅ローン) |
年0.430%※2 (金利プラン) |
毎月の返済額 | 約92,000円 |
約70,000円 |
約70,000円 | 約74,000円 | 約70,000円 |
返済額合計 | 約2,800万円 | 約2,090万円 | 約2,100万円 | 約2,200万円 | 約2,111万円 |
元金・利息の返済合計額では住宅ローン(対面)がNo1!
やはり、金利の低さから住宅ローン(対面)が一歩リードですね。これにSBI新生銀行、イオン銀行、ソニー銀行が追随しています。
それでは、初期費用と返済額合計を足し合わせた”総支払額”を比べてみましょう!
※シミュレーションは当サイトによるものです。必ず各銀行のシミュレーションで確認してください。
借り換え無し |
住宅ローン(対面) 住信SBIネット銀行 |
SBI新生銀行 | ソニー銀行 | イオン銀行 | |
---|---|---|---|---|---|
総費用 | 約2,800万円 |
約2,190万円 |
約2,150万円 | 約2,230万円 | 約2,175万円 |
借り換え効果は500万円以上!大きな借り換え効果!
金利の低さから住宅ローン(対面)が最も総返済額が少なくなる結果になりました。ただし、イオン銀行やソニー銀行ともわずかの差です。特にソニー銀行は初期費用が非常に少ないという点を考慮すると、イオン銀行と比較しても決して遜色ない結果と言えるでしょう。住宅ローン(対面)の注意点としては申込できる店舗数がかなり限られている点です。基本的には都市部にしか店舗がない状況です。
最後に、繰上返済の手数料・利便性や疾病保障を確認しておきましょう。
一部繰上返済手数料や利便性ではSBI新生銀行が優位に
インターネットで1円からカンタンに繰上返済が手数料無料で行えて、ATM手数料無料などのサービスが充実している住宅ローン(対面)とSBI新生銀行に注目です。共に金利負担無く、全疾病保障や介護保障が付帯するサービスを提供しています。
住宅ローン(対面) 住信SBIネット銀行 |
SBI新生銀行 | ソニー銀行 | イオン銀行 | |
---|---|---|---|---|
一部繰上返済手数料 | 無料(ネットで1円~) | 無料(ネットで1円~) | 無料(ネットで1万円~) |
無料(ネットで1万円~) |
疾病保障など |
全疾病+三大疾病50%保障 |
介護保障 | 無し | 8大疾病(オプション) |
金利優遇条件 | なし | なし | あり | なし |
来店 | 不要 | 要 | 不要 | 要 |
まとめ
今回の比較では住宅ローン(対面)の魅力を再確認できたと共にオリコンの顧客満足度No1に何度も選ばれてきた実績があるソニー銀行が、借り換えユーザに選ばれているのも納得できる結果になりました。
また、イオン銀行は住宅ローンを借りているとイオンでの買い物がいつでも5%OFF(10万円×12ヶ月の生活必需品をイオンで買った場合、なんと6万円もおトク!)になるというイオン銀行ならではのサービスも魅力です。変動金利は金利上昇のリスクが伴いますが、当面は金利上昇しないと感がていて、変動金利をとにかく安く借りたいという方にはオススメの銀行と言えるでしょう。
住宅ローンの審査は銀行それぞれ特徴があり時間がかかります。
住宅ローンには審査があり、審査には時間もかかります。また、もし審査に落ちてしまった場合、落ちてから次の住宅ローンを探していては時間もお金も失ってしまいます。あらかじめ、いくつかの銀行に申し込んで事前審査の結果を確認しておくと良いでしょう。どの銀行も丁寧にサービス内容を説明してくれますので、より自分にあった住宅ローンを選ぶ事ができると思います。
ソニー銀行公式サイトへ(仮審査申込) イオン銀行公式サイトへ(仮審査申込)