(2026年6月2日更新)

今、借り換えユーザーが選ぶ住宅ローンとは?

初めて住宅ローンを組む方と比較すると、借り換えを検討している方は、変動金利だけでなく固定金利や当初固定金利も含めて慎重に比較する傾向があります。では、なぜ借り換えユーザーは金利タイプをより慎重に選ぶのでしょうか。主な理由として、以下の3点が挙げられます。

 1.住宅購入直後に比べてローン残高が減っており、金利差だけでなく返済額の安定性も重視しやすくなるため

 2.これまでの返済経験から、毎月の返済額や金利が変わらない安心感の重要性を理解しているため

 3.不動産会社の営業トークに左右されず、自分で返済計画をじっくり考える時間と知識があるため

住宅金融支援機構の2026年1月調査では、実際に住宅ローンを利用した人の75.0%が変動型を選択しています。変動金利が今も主流であることは間違いありませんが、2025年4月調査より割合は低下しており、固定期間選択型や全期間固定型を選ぶ人も少しずつ増えています。金利上昇を意識する人が増えている今、借り換えでは「少しでも低い金利を選ぶ」だけでなく、「将来の返済額をどこまで安定させるか」という視点が重要になっています。

これから借り換えをする方におすすめの住宅ローン

では、これから借り換えを検討する方は、どのような金利タイプを選ぶのが良いのでしょうか。

結論から言えば、返済期間や家計の余裕によって最適な選択肢は変わります。毎月返済額をできるだけ抑えたい方や、金利上昇時にも繰上返済で対応できる余力がある方は、変動金利が有力な選択肢になります。一方で、今後の金利上昇が不安な方や、教育費・老後資金など将来の支出を見通しやすくしたい方は、10年固定金利や全期間固定金利も検討する価値があります。

2026年現在は、日銀の金融政策正常化を背景に、住宅ローン金利にも変化が出ています。以前のように「変動金利なら過去最低水準」とは言いにくくなっており、固定金利も含めて比較する必要があります。それでも、借り換えによって金利を下げられるケースや、団信・手数料・繰上返済のしやすさを改善できるケースは少なくありません。

特に借り換えでは、残りの返済期間が短くなっていることが多いため、10年固定金利との相性が良い場合があります。固定期間終了時には借入残高がさらに減っているため、将来の金利上昇リスクをある程度抑えやすくなるためです。もちろん、固定期間中に積極的に繰上返済を進めておくことも重要であり、繰上返済のしやすさや手数料の有無は、住宅ローン選びで必ず確認したいポイントです。変動金利を選ぶ場合も、低金利のメリットを最大限活かすため、繰上返済の活用を意識しましょう。

なお、「全期間固定金利型」の住宅ローンを否定するものではありません。特にフラット35は、完済まで金利と返済額を固定できるため、長期的な安心感を重視する方には有力な選択肢です。金利上昇への不安が強い方や、返済額を最後まで確定させたい方は、フラット35や長期固定金利も含めて検討すると良いでしょう。

借り換えユーザーにおすすめの住宅ローン ランキング(2026年6月)

借り換えにおすすめの住宅ローンランキング1位 SBI新生銀行 住宅ローン

SBI新生銀行の住宅ローンは、借り換えを検討している方に特に注目してほしい住宅ローンです。変動金利・固定金利のいずれも競争力のある水準を提示しており、保証料は原則無料、一部繰上返済手数料も無料です。住宅ローンの借り換えでは、金利差だけでなく、諸費用や返済中の使い勝手まで含めた総合比較が欠かせません。その点で、SBI新生銀行は非常にバランスの取れた選択肢と言えます。

 

特に評価したいのは、団体信用生命保険の選択肢が充実している点です。SBI新生銀行では、死亡・高度障害に備える一般団信に加え、上乗せ金利なしで利用できる全疾病保障付団信、年0.1%の金利上乗せで利用できるガン団信が用意されています。全疾病保障付団信では、重度のがんや所定の就業不能状態が一定期間継続した場合などに備えることができます。借り換えによって金利を見直すだけでなく、万が一の保障を強化したい方にとっても魅力的です。

 

また、SBI新生銀行はオンラインで手続きを進めやすく、来店の負担を抑えながら借り換えを検討できます。平日に銀行窓口へ行く時間を取りにくい方や、仕事・子育てで忙しい方でも、申し込みから契約までスムーズに進めやすい点は大きなメリットです。電子契約を利用すれば、契約書に貼付する印紙税を抑えられる可能性がある点も見逃せません。

 

2026年現在、SBI新生銀行の住宅ローンは借入金額500万円以上3億円以下に対応しており、一般的なファミリー向け住宅だけでなく、都市部の高額物件を購入・借り換えしたい方にも利用しやすい枠組みになっています。さらに、変動金利の新規借入では最長50年までの取り扱いも開始されており、返済期間の柔軟性も高まっています。借り換えでは返済期間が35年以内となるケースが多いため、実際の借入条件は確認が必要ですが、商品全体として柔軟性が高まっている点は評価できます。

 

金利環境が変化しつつある今、借り換えでは「今より金利が下がるか」だけで判断するのではなく、団信の保障、繰上返済のしやすさ、保証料の有無、オンライン手続きの利便性まで含めて比較することが重要です。SBI新生銀行は、低金利と安心感、手続きのしやすさをバランスよく備えており、借り換え先の最有力候補として検討しておきたい住宅ローンです。

金利 年0.990%(SBIハイパー預金開設時)
保証料 原則無料
一部繰上返済手数料 無料
団体信用生命保険料 無料
※全疾病保障付団信は上乗せ金利なし、ガン団信は年0.1%の金利上乗せで利用可能
事務手数料

定率型:借入金額の2.20%(税込)

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借り換えにおすすめの住宅ローンランキング2位
ソニー銀行 住宅ローン

インターネット専業銀行であるソニー銀行が提供する住宅ローンは、借り換えユーザーから長く支持されている住宅ローンの1つです。選ばれている理由としては、「がん50%保障が無料」「保証料無料」「団体信用生命保険料無料」「一部繰上返済手数料無料」「事務手数料を抑えられる商品を選べる」といった点が挙げられます。

ソニー銀行では、がんと診断された場合に住宅ローン残高の50%が保障される「がん団信50」を金利上乗せなしで利用できます。さらに、がんと診断された時点で住宅ローン残高が100%保障される「がん団信100」も年0.1%の金利上乗せで選択できます。住宅ローン返済中の病気リスクに備えたい方にとって、保障内容とコストのバランスが分かりやすい住宅ローンです。

また、「変動金利から固定金利」への金利タイプ変更手数料が無料である点も、借り換えユーザーにとって魅力です。借り換え後も金利環境の変化を見ながら、柔軟に金利タイプを見直したい方に向いています。

ソニー銀行では、金利を低く抑える代わりに事務手数料が借入金額の2.20%(税込)となる「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」と、事務手数料が44,000円(税込)の「住宅ローン」を選ぶことができます。金利重視か、初期費用重視かを自分で選びやすい点も、ソニー銀行の大きな魅力です。

金利

変動金利:年1.347%(変動セレクト住宅ローン・借り換え)
固定金利:10年固定 年3.472%(固定セレクト住宅ローン)

※2023年11月1日からのお借り入れ分について、新規購入での物件の購入価格を超えてお借り入れの場合は、金利が年0.05%上乗せになります

保証料 無料
一部繰上返済手数料 無料(24時間インターネット)
団体信用生命保険料 無料
※がん団信50は金利上乗せなし、がん団信100は年0.1%の金利上乗せで利用可能
事務手数料

変動セレクト住宅ローン:融資金額の2.20%(税込)
固定セレクト住宅ローン:融資金額の2.20%(税込)

※変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローンの事務手数料は融資金額に組み入れて住宅ローン金利で借り入れ可能

第3位 SBIマネープラザ(住宅ローン(対面))

SBIマネープラザで申し込みできる住宅ローン(対面)は、住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンを店舗で相談しながら申し込めるサービスです。ネット銀行ならではの低金利や保障の充実度に魅力を感じているものの、すべてをインターネットだけで進めるのは不安という方に向いています。

変動金利から長期固定金利まで幅広い金利タイプを相談できるうえ、「保証料」「団体信用生命保険料」「一部繰上返済手数料」が無料です。さらに、全疾病保障などの団信も用意されており、金利だけでなく保障面も重視したい方に検討しやすい住宅ローンです。

対面で相談できる点は、借り換えユーザーにとって大きな安心材料です。現在借りている住宅ローンの残高、残りの返済期間、金利タイプ、諸費用を確認しながら、借り換えメリットが出るかどうかを相談できます。ネット銀行の低金利を活用しつつ、店舗で専門スタッフに相談したい方は、SBIマネープラザを候補に加えておくと良いでしょう。

金利

変動金利:年0.950%(借り換え時・通期引下げプラン)

※ 審査結果によっては、金利に年0.1%~年0.55%上乗せとなる場合があります。借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。

保証料 無料
一部繰上返済手数料

無料

団体信用生命保険料

無料

※団信の保障内容や金利上乗せ条件は、選択するプランや年齢などにより異なります。

事務手数料 定率型:融資金額の2.20%(税込)

 

第4位
フラット35

SBIアルヒの住宅ローンは、フラット35をベースにしながら、多彩な商品ラインナップを揃えているのが大きな特徴です。特に注目されているのが「スーパーフラット」です。スーパーフラットは、フラット35(保証型)を活用したSBIアルヒ独自の商品で、自己資金割合などの条件に応じて、通常のフラット35よりも低い金利で利用できる可能性があります。

 

このほか、省エネ性能など一定の条件を満たすことで金利が引き下げられる「フラット35S」、注文住宅にも対応しやすいつなぎ融資など、ライフスタイルや物件に合わせて柔軟に選べる点もSBIアルヒの強みです。

 

借り換えでフラット35を選ぶ最大のメリットは、完済まで金利と返済額を固定できることです。変動金利の上昇が気になる方や、今後の家計管理を安定させたい方にとって、全期間固定金利は大きな安心材料になります。

 

全国に展開する実店舗では、住宅ローンに詳しいスタッフに相談でき、WEBからの来店予約にも対応しています。「どの住宅ローンが自分に合っているのか分からない」「借り換えを検討しているけれど固定金利にすべきか迷っている」という方は、SBIアルヒのフラット35も比較対象に入れておくと良いでしょう。

金利

固定金利:20年 年2.890%、35年 年3.210%

保証料 不要
一部繰上返済手数料 無料
団体信用生命保険料 原則として必要(団信に加入しない場合は年利換算で年0.2%引き下げ)
事務手数料

借入金額の2.20%(税込)

フラット35
第5位 イオン銀行 住宅ローン

イオン銀行の住宅ローンは、イオングループを日常的に利用している方にとってメリットの大きい住宅ローンです。全国のイオン銀行店舗で相談できる安心感に加えて、住宅ローン契約者向けの「イオンセレクトクラブ」により、対象店舗での買い物が毎日5%OFFになる特典があります。

借り換えでは、金利差だけでなく、返済期間中の家計メリットも重要です。イオンやマックスバリュなどをよく利用する家庭であれば、買い物特典による節約効果も含めて比較する価値があります。

また、保証料、団体信用生命保険料、一部繰上返済手数料が無料で、事務手数料は定率型と定額型から選べます。金利を重視したい方は定率型、初期費用を抑えたい方は定額型というように、借り換えの目的に応じて選びやすい点も魅力です。

金利

変動金利:年1.130%

保証料 無料
一部繰上返済手数料

無料

団体信用生命保険料 無料
事務手数料 定率型:融資金額の2.20%(税込)
定額型:110,000円(税込)
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第6位 その他メガバンクなどの住宅ローン

三菱UFJ銀行をはじめとするメガバンクや有力な地方銀行の住宅ローンは、低金利だけで選ぶのでは不安という人にとって、相談体制の厚さやブランド力、店舗で手続きできる安心感が大きな魅力です。近年はネット銀行に対抗する形で商品性の見直しが進み、インターネットでの一部繰上返済を無料で利用できる銀行も珍しくなくなりました。

ただし、大手銀行の住宅ローンは「安心感がある代わりに、諸費用の仕組みがやや複雑になりやすい」という点には注意が必要です。以前は保証料が高いというイメージが強くありましたが、現在は保証料不要の事務手数料型を採用する商品も増えており、一律に「大手銀行は保証料が数十万円かかる」とは言い切れません。

そのため、借り換えや新規借り入れを検討する際は、表面金利だけでなく、事務手数料、保証料の有無、繰上返済時の扱い、電子契約の可否まで含めた総コストで見極めることが大切です。特に借り換えでは、金利差があっても諸費用負担でメリットが薄れることがありますし、固定金利についても「大手銀行だから常に割高」と決めつけるのではなく、その時点の金利水準を個別に見比べる必要があります。

それでも、対面で相談しながら進めたい人や、万一のときに店舗やコールセンターのサポートを重視したい人にとって、大手銀行や地方銀行の住宅ローンは今なお有力な選択肢です。最近は商品内容のデジタル化も進み、安心感と利便性を両立しやすくなっているため、ネット銀行だけでなく大手銀行も比較対象に入れて検討する価値は十分にあります。

金利 変動金利:1.000%前後~(金利優遇条件あり。銀行によって異なります)
保証料 商品により異なります
※保証料型・事務手数料型・金利上乗せ型などがあります。
一部繰上返済手数料 無料の場合あり(インターネット利用時など。銀行によって異なります)
団体信用生命保険料 無料
事務手数料 商品により異なります

総評

住宅ローンの借り換えは、かつてのように「金利が低い銀行に乗り換えればよい」と単純に判断できる時代ではなくなっています。日銀の金融政策正常化を背景に、変動金利・固定金利のどちらも以前より慎重に比較する必要が出てきました。

 

とはいえ、借り換えのメリットがなくなったわけではありません。現在借りている住宅ローンの金利が高い方、団信の保障を見直したい方、保証料や繰上返済手数料などの負担を抑えたい方にとっては、今でも借り換えによって総返済額や安心感を改善できる可能性があります。

 

今回のランキングで特におすすめしたいのは、SBI新生銀行の住宅ローンです。低金利に加えて、保証料原則無料、一部繰上返済手数料無料、全疾病保障付団信やガン団信の選択肢など、借り換えユーザーが重視したいポイントをバランスよく備えています。金利だけでなく、保障内容や手続きのしやすさまで含めて比較したい方にとって、有力な選択肢です。

 

一方、がん保障や初期費用の抑えやすさを重視する方にはソニー銀行、対面相談を重視する方にはSBIマネープラザ、全期間固定金利で安心感を得たい方にはSBIアルヒのフラット35も検討候補になります。イオンを日常的に利用する方であれば、イオン銀行の買い物特典も家計メリットとして見逃せません。

 

借り換えは、金利差だけでなく、諸費用、団信、返済期間、繰上返済のしやすさまで含めた総合判断が大切です。気になる住宅ローンがある場合は、早めに事前審査やシミュレーションを行い、自分の条件で本当に借り換えメリットが出るかを確認しておきましょう。

 

※本ランキングは当サイトが独自に調査・分析した結果に基づいています。ご利用の際は、最新の金利や条件を各金融機関の公式サイトで必ずご確認ください。

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