(2026年5月2日更新)

今、借り換えユーザーが選ぶ住宅ローンとは?

初めて住宅ローンを組む方と比較して、借り換えを検討している方は、変動金利よりも固定金利を選ぶ傾向があると言われています。では、なぜ借り換えユーザーは固定金利を選びやすいのでしょうか?筆者が考える主な理由として以下の3点が挙げられます。

 1.住宅を買った直後に比べてローン残高が減っており、金利差による総返済額への影響が小さいため、金利の固定化を重視している

 2.これまでの返済経験から、毎月の返済額や金利が変わらない安心感の重要性を理解している(変動リスクを避けたい)

 3.不動産会社の営業トークに左右されず、自分で返済計画をじっくり考える時間と知識がある(金利上昇への備えを意識している)

これから借り換えをする方におすすめの住宅ローン

では、これから借り換えを検討する方は、どのような金利タイプを選ぶのが良いのでしょうか?

考え方は人それぞれですが、バランスの取れた「10年固定金利」や、日銀のマイナス金利政策の影響で「金利上昇の可能性が当面低い」と予想される「変動金利」のいずれかを選択するのがおすすめです。

変動金利は金融機関間の競争により、過去最低水準にまで金利が下がっています。10年固定金利は、固定期間終了後に金利が上がるリスクがありますが、その頃には借入残高も減っているため、十分に対応できるケースが多いでしょう。さらに、固定期間中に積極的に繰上返済を進めておくことも重要であり、繰上返済のしやすさや手数料の有無は、住宅ローン選びで注目すべきポイントです。変動金利を選ぶ場合も、低金利のメリットを最大限活かすため、繰上返済の活用を心がけましょう。

なお、「全期間固定金利型」の住宅ローンを否定するものではありません。特にフラット35は、過去最低レベルの金利が続いており、全期間金利を固定できるローンとして借り換える方が増えています。長期固定で安心感を得たい方には、フラット35も有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

借り換えユーザにおすすめの住宅ローン ランキング(2026年5月)

借り換えにおすすめの住宅ローンランキング2位 SBI新生銀行 住宅ローン

SBI新生銀行の住宅ローンは、保証料や一部繰上返済手数料、団体信用生命保険料がすべてかからず、借入時の初期コストを大きく抑えられる点が大きな特徴です。住宅購入時は何かと出費が重なりやすいため、こうした付随コストが不要であることは、家計への心理的な負担を軽くしてくれます。さらに、電子契約に対応しており、申し込みから契約まで来店せずに完結できるため、平日に時間を確保しにくい方でも無理なく手続きを進められます。

 

加えて、SBI新生銀行ならではの独自サービスが充実している点も見逃せません。特に、すでに住宅ローンを組んでいて「今の金利水準が高いのではないか」と感じている方にとっては、借り換えも含めて現実的に検討しやすい住宅ローンといえます。単に金利の低さを打ち出すだけでなく、トータルコストを意識した設計になっているため、長期的な返済計画を立てやすい点も評価できます。

 

金利環境が変化しつつある2026年現在、将来の金利上昇リスクを意識しながら家計の見直しを進めたいと考える方は少なくありません。そのような状況の中で、SBI新生銀行の住宅ローンは、借入時の負担を抑えながら、将来的な返済額の軽減も視野に入れられる住宅ローンとして、検討候補に加えておきたい存在です。初期費用の軽さと中長期的な安心感を両立したい方にとって、バランスの取れた選択肢といえるでしょう。

金利 年0.990%(SBIハイパー預金開設時)
保証料 無料
一部繰上返済手数料 無料(インターネットで1円から無料)
団体信用生命保険料 無料
事務手数料

定率型:借入金額の2.2%(税込)

official
借り換えにおすすめの住宅ローンランキング1位
ソニー銀行 住宅ローン

インターネット専業銀行であるソニー銀行が提供する住宅ローン。ソニー銀行の住宅ローンが借り換えユーザに選ばれている理由は、「がん50%保障が無料」「保証料無料」、「団信生命保険料無料」、「一部繰上返済手数料無料」「事務手数料が安い」があげられるでしょう。

さらに2018年8月からauじぶん銀行と同様に”がんと診断された時に住宅ローンの残高が半分になる特約が無料で付帯”するようになり、その魅力がさらに高まりました。

また、「変動金利から固定金利」への金利変更の手数料無料も住宅ローン経験者だからこそ、その魅力が理解できる、借り換えユーザの立場に立った非常にサービス性の高い住宅ローンです。今月も引き続き低い金利を提示しています。

ソニー銀行では、金利タイプも金利を低く抑える代わりに、借り入れ時の手数料が高い「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト」と事務手数料が44,000円(税込)と借り入れ時の初期費用を抑える住宅ローンのタイプを用意しています。その金利の低さや利便性の高さから検討対象に加えるべき住宅ローンであることは間違いありません。

金利

変動金利:年0.897%(変動セレクト住宅ローン・借り換え)
固定金利:10年固定 年3.095%(固定セレクト住宅ローン)

※2023年11月1日からのお借り入れ分について、新規購入での物件の購入価格を超えてお借り入れの場合は、金利が年0.05%上乗せになります

保証料 無料
一部繰上返済手数料 無料(24時間インターネット)
団体信用生命保険料 無料
事務手数料

変動セレクト住宅ローン:融資金額の2.20%(税込)
固定セレクト住宅ローン:融資金額の2.20%(税込)

※変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローンの事務手数料は融資金額に組み入れて住宅ローン金利で借り入れ可能

第3位 SBIマネープラザ(住宅ローン(対面))

SBIマネープラザで申込できる住宅ローン(対面)は住信SBIネット銀行が提供する住宅ローンです。ネット銀行の住宅ローンを店舗で申し込めるということで、低金利の住宅ローンが良いが、店舗で相談もしたい、という人に大変おすすめできる住宅ローンです。

変動金利~長期固定金利まで非常に魅力的な水準の低金利を常に提供し、「保証料」、「団体信用生命保険料」、「全疾病保障無料」、「一部繰上返済手数料無料」という金利面以外でも利便性の高い住宅ローンを提供しています。全疾病保障無料はいまだに他行の追随を許さず住信SBIネット銀行ならではサービスです。しかも金利タイプによってはネット専用住宅ローンよりも低い金利が提示されることもあります。(ただし、ネット専用住宅ローンと異なり、住宅ローンの審査結果で金利が年0.1%~年0.75%上乗せされて提示される可能性がある)

かんたんにWEBから来店予約もできますし、相談は無料です。住信SBIネット銀行の住宅ローンについて一度しっかりと話を聞いてみたいと思ってる人は買い物がてら相談してみると良いでしょう。

金利

変動金利:年0.950%(借り換え時・通期引下げプラン)

※ 審査結果によっては、金利に年0.1%~年0.55%上乗せとなる場合があります。借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。

保証料 無料
一部繰上返済手数料

無料

団体信用生命保険料

無料

全疾病病保障が無料で付帯。実行時の年齢が40歳未満の方は更に50%の三大疾病保障が無料付帯

事務手数料 定率型:融資金額の2.20%(税込)

 

第4位
フラット35

SBIアルヒの住宅ローンは、フラット35をベースにしながら、多彩な商品ラインナップを揃えているのが大きな特徴です。特に注目されているのが「スーパーフラット」。頭金(自己資金)を購入価格の2割以上用意することで、通常のフラット35よりも低い金利が適用される制度で、将来的な利息負担を大きく抑えることができます。

 

このほか、省エネ性能など一定の条件を満たすことで金利が引き下げられる「フラット35S」、注文住宅にも対応できる「つなぎ融資」など、ライフスタイルや物件に合わせて柔軟に選べる構成もARUHIの強みです。

 

全国に展開する実店舗では、経験豊富な住宅ローンアドバイザーによる対面相談が可能で、2025年現在も安定した相談実績を誇っています。WEBからの来店予約にも対応しているため、「どの住宅ローンが自分に合っているのか分からない」「借り換えを検討しているけれど不安がある」という方は、まずは気軽に相談予約をして、プロの意見を聞いてみることをおすすめします。住宅ローン選びで迷わないための第一歩として、有力な選択肢となるでしょう。

金利

固定金利:20年 年2.390%、35年 年2.710%

保証料 不要
一部繰上返済手数料 無料
団体信用生命保険料 原則として必要(不要の場合には年利換算で年0.2%引き下げ)
事務手数料

借入金額の2.200%(税込)

フラット35
第5位 イオン銀行 住宅ローン

総合スーパーマーケット「イオン」のグループ企業であるイオン銀行。イオンの敷地内に銀行店舗を持ちイオンに訪れる顧客へ銀行サービスを提供しています。住宅ローンに積極的に取り組みはじめてからまだ数年ですが、すでに残高は約5,000億円を超え,その人気に高さがわかります。

また、近年は低金利を提供し、メガバンクや大手銀行はもちろんインターネット専業銀行よりも低い金利を打ち出しています。金利タイプも金利を低く抑える代わりに、借り入れ時の手数料を借り入れ金額に応じて支払う「定率型 2.20%(税込)と、一律で110,000円(税込)に抑えられる「定額型」の2種類を用意しています。もちろん、「保証料」、「団体信用生命保険料」は無料です。インターネットから一部繰上返済手数料が無料で行えますし非常に魅力的な住宅ローンです。

加えて、イオン銀行ならではの「住宅ローン契約者であればイオンでの買い物がいつでも5%OFF」という、イオンが近くにある人にとっては非常に魅力的なサービスが付帯してきますので、イオンが近くにある人にとって間違いなく検討に入れるべき住宅ローンでしょう。

金利

変動金利:年1.130%

保証料 無料
一部繰上返済手数料

無料(イオン銀行店舗で50万円~、インターネットで1万円)

団体信用生命保険料 無料
事務手数料 定率型:融資金額の2.20%(税込)
定額型:110,000円(税込)
official
第6位 その他メガバンクなどの住宅ローン

三菱UFJ銀行をはじめとするメガバンクや有力な地方銀行の住宅ローンは、低金利だけで選ぶのでは不安という人にとって、相談体制の厚さやブランド力、店舗で手続きできる安心感が大きな魅力です。近年はネット銀行に対抗する形で商品性の見直しが進み、インターネットでの一部繰上返済を無料で利用できる銀行も珍しくなくなりました。実際に三菱UFJ銀行では、インターネット経由の一部繰上返済手数料が無料です。

ただし、大手銀行の住宅ローンは「安心感がある代わりに、諸費用の仕組みがやや複雑になりやすい」という点には注意が必要です。以前は保証料が高いというイメージが強くありましたが、現在は保証料不要の事務手数料型を採用する商品も増えており、一律に「大手銀行は保証料が数十万円かかる」とは言い切れません。三菱UFJ銀行では借入額の2.2%の事務手数料を支払う方式で保証料が不要の商品があり、三井住友銀行でも保証料無料・事務手数料型の商品が案内されています。みずほ銀行でも、2026年4月以降はローン取扱手数料型や借入時負担ゼロ型が中心となっており、従来型の保証料の考え方だけでは比較しにくくなっています。

そのため、借り換えや新規借り入れを検討する際は、表面金利だけでなく、事務手数料、保証料の有無、繰上返済時の扱い、電子契約の可否まで含めた総コストで見極めることが大切です。特に借り換えでは、金利差があっても諸費用負担でメリットが薄れることがありますし、固定金利についても「大手銀行だから常に割高」と決めつけるのではなく、その時点の金利水準を個別に見比べる必要があります。

それでも、対面で相談しながら進めたい人や、万一のときに店舗やコールセンターのサポートを重視したい人にとって、大手銀行や地方銀行の住宅ローンは今なお有力な選択肢です。最近は商品内容のデジタル化も進み、安心感と利便性を両立しやすくなっているため、ネット銀行だけでなく大手銀行も比較対象に入れて検討する価値は十分にあります。

金利 変動金利:1.000%前後~(金利優遇条件あり。銀行によって異なります)
保証料 数十万円
※金利に上乗せする場合(内枠方式)は、年0.2%の上乗せ
一部繰上返済手数料 無料(インターネットの場合)
団体信用生命保険料 無料
事務手数料 数万円程度
※保証会社へ支払う手数料

総評

これまで日本では長らく続いてきた超低金利の時代が、ついに終わりを迎えつつあります。2024年3月に日銀がマイナス金利政策を解除したことを皮切りに、2026年に入っても長期金利は緩やかに上昇し続けており、住宅ローンの借り換えをめぐる環境も確実に変化しています。

とはいえ、「今はもう借り換えに向かない」と決めつけるのは早計です。現在でも、条件次第では借り換えによって返済総額をしっかり抑えられるケースは少なくありません。実際、私自身も2025年夏に借り換えを検討し、金利上昇リスクに備えて固定型へのシフトを選択しました。

今月、おすすめ住宅ローンランキング第1位は、引き続きSBI新生銀行です。変動金利の低さに加えて、無料の全疾病保障や繰上返済手数料の無料化など、総合的なコストパフォーマンスが非常に高いのが魅力です。

固定金利を重視する方には、ARUHIのフラット35もおすすめです。特に、フラット35Sなどの優遇制度やスーパーフラットなど、用途に応じた選択肢が豊富で、金利水準も業界最安水準を維持しています。

一方、初期費用を抑えたい方にはソニー銀行が選ばれています。ソニー銀行の「住宅ローン」は、諸費用が抑えられており、借り換えにおけるコスト削減を重視したい層にマッチしています。

現在は金利の転換期にあり、数カ月単位で条件が変化することもあります。そのため、借り換えを迷っている方こそ、まずは事前審査を通して自分がどの条件で借り換え可能なのかを確認するのが大切です。審査に通っておけば、金利がさらに上昇する前にチャンスを逃さず動けます。

借り換えはタイミングがすべて。今のうちに比較検討を始め、損をしない判断ができるよう備えておきましょう。今回のランキングが、その一助となれば幸いです。

※本ランキングは当サイトが独自に調査・分析した結果に基づいています。ご利用の際は、最新の金利や条件を各金融機関の公式サイトで必ずご確認ください。

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