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住宅ローンの金利推移と動向について(2018年7月更新)

(2018年7月2日更新)

 

住宅ローンの金利推移・金利動向は?

2016年に導入されて2年以上経過した日銀のマイナス金利政策。2017年・2018年は日銀の変わらぬ金融緩和の影響で日本の住宅ローン金利は大きな動きがない状況が続いています。日銀は物価上昇率2%を目標に金融緩和を大規模に行っているわけですが、達成の見込みはたっていませんし、すぐに金利が上昇していくタイミングとは言えません。アメリカなどは大規模金融緩和の縮小に向けた動きがあり金利も徐々に上昇しており、アメリカの金利上昇の圧力を受ける形で日本の金利も一時的に上昇することはあっても、日銀がそれをコントロールする(金利を引き下げる)アクションを取り鎮静化させているような状況が続いています。

 

日銀が行っている政策の中には、「イールドカーブコントロール」と呼ばれる、長短金利をコントロールする政策が含まれています。これは短期金利・長期金利を管理していく金融政策となるわけですが、”長期金利”は基本的に0%誘導することとしており、日銀は長期金利を-0.1%~0.1%を許容する、つまりこの範囲から逸脱しないようにコントロールしていくことを発表しています。

住宅ローン金利に大きな影響を与える長期金利が一定の範囲内でコントロールされれば、住宅ローン金利(変動金利や短期間の固定金利以外)も一定の範囲でコントロールされているに等しいわけで、2017年以降住宅ローンの金利に変動が少ないのはこのためです。もう1つの変動金利の方も同じで2017年に入ってから過去最低金利が維持されており、逆に2017年末のは じぶん銀行住信SBIネット銀行、ソニー銀行などネット専業銀行の多くで金利が引き下げられる金利引き下げ競争が再燃しています。

 

次に住宅ローンの金利の推移を、もう少し長い期間で振り返ってみましょう。今の住宅ローン金利が歴史的超低金利であることは以下のグラフを見ればすぐに理解できると思います。(※住宅ローンは長い期間借り入れを行うことになりますので長い目で住宅ローンの歴史を知っておくことは重要です。

 

なお、住宅ローンには2つのタイプがあり、住宅ローンを完済するまでの金利が変わる可能性のある「変動金利」と完済までの金利が変わらない「固定金利」にわかれます。また、その中間の商品として、借り入れから一定期間(10年間など)の金利を固定、一定期間経過後に金利が変わる「当初固定型」も一定の人気を集めていますので、この記事では変動金利と固定金利の2つの金利推移と動向にわけて確認していきたいと思います。

 

まず、「変動金利」の金利推移を確認してみましょう。住宅金融支援機構のホームページで提供されている民間金融機関の変動金利などの金利推移グラフです。昭和59年(1984年)から平成27年(2016年)までの約30年間の民間金融機関の変動金利を集計した金利推移グラフです。日本が空前の好景気で、世界中を席巻していたいわゆるバブル期に8%以上の金利を記録し、バブル崩壊とともに急激に低下している事がわかりますね。その後、平成7年(1995年)まで段階的に低下し、そのころから現在までほぼ同水準で推移しています。この期間は、”失われた20年”と言われ日本が長期低迷していた(いる)期間です。20年も不景気が続くと、それはもはや不景気とすら言えず、住宅ローンを借り入れ・借り換えを検討中のみなさん(30代・40代の方が多いと思います)のにとっては、不景気ではなく普通のこと、と言えそうですね。社会人になってからずっと変わらず不景気と言われ続けています。

 

民間金融機関の住宅ローン変動金利の推移(1984年から2018年6月)

変動金利の推移

 

住宅ローンの変動金利は今の数倍の時代も

住宅ローンは35年の長い期間借り入れ続ける可能性のある住宅ローンです。まず認識しておきたいのは過去30年をさかのぼってみると、今の何倍もの金利の時代があったという事です。変動金利がリスクを伴うと言われ続けているのはそのためです。つまり、永遠に今の低金利が続くわけがないよね、という事です。

 

次に固定金利について確認してみましょう。住宅ローンの固定金利に影響を与えると言われている主要指標が10年もの国債の利回りです。10年もの国債は”長期金利”と呼ばれ、景気の動向などを確認する中でもよく利用されます。

財務省統計データを参照して作成した過去約30年の長期金利(10年もの国債)の金利グラフを確認してみてください。この長期金利は基本的に短期金利と連動(長期金利が先行して動くと言われています)して動きますので基本的な動向は同じですね。2016年2月にとうとうマイナス金利に突入しまさに住宅ローン金利はいよいよ底値に入ってきたことがこの長期金利の推移からも見て取れます。

長期金利の過去30年の推移

※昭和61年7月から平成30年6月までの長期金利の推移

 

長期金利は歴史的低金利水準で推移

今から20年前の日本の長期金利はなんと8%!そこをピークに長期金利は右肩下がりになっているわけです。10年以上の長い期間の金利を固定するタイプの住宅ローン金利は、基本的にはこの長期金利に連動して推移しますので、これは住宅ローン金利の動向・傾向としてとらえていただくことで問題ありません。

 

なお、当サイトで紹介している住宅ローンは主にインターネットで人気を集めている住宅ローンが多いですが、いずれも低金利や付加サービスが非常に魅力的で、この低金利時代の住宅ローンの中でも総合的に見ておすすめの住宅ローンです。

 

住宅ローンを選ぶ前にどの金利タイプを選ぶかを決める必要があるわけですが、当サイトでは様々な観点でのコンテンツを用意していますので、金利のタイプ(変動金利・固定金利など)を決めるにあたって参考にしていただければと思います。住宅ローンの金利は史上最低金利で推移していますので、どの住宅ローンを借り入れたとしても歴史的には決して高い金利で住宅ローンを借り入れたことにはなりません。そんな中でも非常に優れた住宅ローンが登場しているという点を忘れないようにしましょう。

 

最後に超低金利水準の住宅ローンの最新の金利情報(変動金利)を確認しておきましょう。じぶん銀行、住信SBIネット銀行の10年固定金利はまさに歴史的低金利です。その他の住宅ローンも過去最低水準の金利を提示しています。ぜひ、ご自身にあった住宅ローン選びの参考にしてください。

10年固定金利比較表<2018年7月>

10年固定金利比較表<2018年7月>
No銀行名10年固定金利特徴
1じぶん銀行
0.620%がんと診断されたら住宅ローンの残債が半分になる、がん50%保障が無料が付帯してこの低金利。まさに最新の住宅ローンの代表格。
1au住宅ローン
0.620%がんと診断されたら住宅ローンの残債が半分になる、がん50%保障が無料が付帯。auユーザー限定で毎月500円のキャッシュバック特典付き。
2イオン銀行0.690%イオンなどでの買い物がいつでも5%オフなるサービスは他行では決してまねできない。
2SBIマネープラザ
(住信SBIネット銀行のMR.住宅ローンREAL)
0.770%インターネット専業銀行でとして高い人気を集める住信SBIネット銀行のリアル店舗専用の住宅ローン。全疾病保障が無料で付帯。
3住信SBIネット銀行
(ネット専用住宅ローン)
0.810%インターネット専業銀行でとして高い人気を集める住信SBIネット銀行。全疾病保障が無料で付帯。
4ソニー銀行
0.940%顧客満足度9年連続1位のソニー銀行。住宅ローンも高い人気。
5楽天銀行 金利選択型
1.152%~楽天グループの楽天銀行が提供するプロパー住宅ローン。事務手数料が一律な点に注目。
※この表の金利は定期的に更新されるため、記事本文と更新タイミングが異なる場合があります。

変動金利比較表<2018年7月>

変動金利比較表<2018年7月>
No銀行名変動金利特徴
1じぶん銀行
0.457%
がんと診断されたら住宅ローンの残債が半分になる、がん50%保障が無料が付帯してこの低金利。まさに最新の住宅ローンの代表格。
1au住宅ローン
0.457%
がんと診断されたら住宅ローン残高が半分になる、がん50%保障が無料が付帯してこの低金利。auユーザー限定で毎月500円のキャッシュバック特典付き。
1住信SBIネット銀行
(ネット専用住宅ローン)
0.457%
インターネット専業銀行でとして高い人気を集める住信SBIネット銀行。全疾病保障が無料で付帯。
1SBIマネープラザ
(住信SBIネット銀行のMR.住宅ローンREAL)
0.457%
インターネット専業銀行でとして高い人気を集める住信SBIネット銀行のリアル店舗専用の住宅ローン。全疾病保障が無料で付帯。
2ソニー銀行
(変動セレクト住宅ローン)
0.507%
顧客満足度9年連続1位のソニー銀行。住宅ローンも高い人気。
3楽天銀行(金利選択型)0.527%融資事務手数料が324,000円と一律で格安!
4イオン銀行0.570%イオンなどでの買い物がいつでも5%オフなるサービスは他行では決してまねできない。
※この表の金利は定期的に更新されるため、記事本文と更新タイミングが異なる場合があります。

 

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