本年に入り、住信SBIネット銀行がスマートプログラムを三井住友銀行がATM利用料の値上げ、ゆうちょ銀行がATMでのゆうちょ間の送金回数を制限するなどの発表が相次ぎ、銀行の利用者負担が大きく変わろうとしています。

本サイトでは過去に金利比較以外に初期費用や疾病保障などについて紹介してきました。 今回は各銀行のATM利用手数料についてみていこうと思います。

各銀行のATM網と利用手数料は以下の通りです。

 

銀行名 提携ATM網 ATM利用手数料
SBI新生銀行 主要コンビニエンス全て、ゆうちょ銀行、JR東日本、全メガバンクなど国内金融機関のほぼすべて

24時間365日月に何回でも完全無料(預け入れに対応してない提携金融機関あり)

 

ソニー銀行 主要コンビニエンス全て、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行

セブン銀行・イオン銀行は24時間365日何回でも完全無料

ローソン、イーネット、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行のATMでの引き出しは月間4回まで無料

 

入金は提携金融で24時間365日、月に何回でも完全に無料

りそな銀行

主要コンビニエンス全て、ゆうちょ銀行、メガバンク、その他国内主要金融機関

りそな・埼玉りそな・近畿大阪銀行では平日8:45から18:00までは無料、その他の時間帯は108円

 

りそな・埼玉りそな・近畿大阪銀行以外では平日8:45から18:00までは108円、その他の時間帯は216円

 

 

住信SBIネット銀行 主要コンビニエンス全て、ゆうちょ銀行、イオン銀行、JR東日本

スマートプログラムの判定により回数が変動

住宅ローンの利用があれば月間15回まで無料

楽天銀行 主要コンビニエンス全て、ゆうちょ銀行、イオン銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行 300万円以上の預け入れで月間7回無料。預け入れが10万円未満の場合無料回数はなし。
イオン銀行 ミニストップ、メガバンク、ゆうちょ銀行

ミニストップ、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行は無料

 ※主要コンビニエンス内訳(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)

 

 

 

上記一覧を確認するとSBI新生銀行の優位性が圧倒的であることが分かります。

コンビニ、主要銀行、ゆうちょ銀行での利用が完全無料であり、一切手数料を意識させないサービスレベルになっているのは圧巻です。

SBI新生銀行のサービスを受けた場合、どの程度のメリットがあるのでしょうか?

簡単に試算しました。毎月、他行ATM利用手数料108円を4回、時間外ATM手数料108円を2回支払っていたとすると年間でのメリットは7,776円にもなります。

 

しかし留意点として、この一覧の中で住信SBIネット銀行以外は住宅ローンを組んでいない一般顧客にも同じレベルのサービスを提供していますので、住宅ローンの借り入れを行う際の検討材料にはならなそうです。

仮に住宅ローンの借り入れを機に、給与受取などのメインバンクに変えるということであれば参考にしていただければと思います。

 

 

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