日本最大のイーコマースグループである楽天グループの楽天銀行が5月12日に2016年3月期(2015年4月から2016年3月まで)の決算を発表しました。

これによると楽天銀行の業績は好調に推移しており

・経常利益が150億円を突破

・当期純利益が100億円を突破

・口座数が500万を突破

・預金残高が1兆5000億円を突破

・カードローン残高が3000億円を突破

住宅ローン残高が1000億円を突破

などとなっています。 経常利益は前年度で39.2%増と大幅な伸びを記録しており、ネット専業銀行の老舗である楽天銀行の好調さが裏付けられています。

住宅ローン残高の1000億円はフラット35を除いたものであり、楽天銀行が長らく扱って来たフラット35を加味するとこの数字は大きく膨らむものと考えられます。

この1000億円は今年に入り金利を大幅に引き下げている、金利選択型を指しているものを考えられます。

2016年5月の楽天銀行の住宅ローン金利は0.563%~でしたが、2016年6月は0.514%~となり、0.049%の大幅な引き下げとなっています。

 

楽天銀行の金利選択型の特徴は低金利だけではなく、融資事務手数料が一律で330,000円となる点でしょう。 一般的なネット専業銀行の場合には、2.20%の手数料が必要となる場合が多く、仮に住宅ローンの借り入れが3000万円だとした場合に、楽天銀行の融資事務手数料は330,000円である一方、一般的なネット専業銀行では64800円となり、楽天銀行は半額となります。

もちろんこの差は住宅ローン借り入れ額が大きいほど大きくなりますので、大きな借り入れをする場合には、楽天銀行の住宅ローンは選択肢から外せない銀行となるのではないでしょうか。

 

楽天銀行の住宅ローンの公式サイトはこちら