家計調査と住宅ローンの返済状況をイメージしたイラスト

※本記事は、総務省「家計調査(家計収支編)平成28年(2016年)」の結果にもとづく内容です。家計調査は毎年公表されており、最新の数値は総務省統計局 家計調査でご確認ください。

総務省が家計に関する調査をまとめた家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年)家計の概要には、住宅ローンに関する項目も多く含まれています。

まず、単身を除く2人以上の勤労世帯のうち、どのくらいの割合が住宅ローンを組んでいるかを見ると、39.6%が住宅ローンを返済中であることが分かります。また、勤労世帯の実に80%近くが持ち家を持っていることも分かります。

出典:家計調査年報 家計収支編(平成28年(2016年))

なお、住宅ローン返済世帯における返済額は月額平均92,945円で、年々減少傾向にありました。可処分所得に対する住宅ローン返済率は19%となっています。

出典:家計調査年報 家計収支編(平成28年(2016年))

あくまで統計上の数字ですが、月額平均92,945円から年間の返済額を計算すると約120万円。実収入720万円から計算すると返済比率は15.5%となり、返済比率にはかなり余裕があることが分かります。

金融機関の住宅ローン審査では、年収720万円の場合に貸し出し可能な返済負担率は35%とされます。実際に住宅ローンを借りている方の返済負担率とは大きな乖離があります。これは「借りられる金額」と「無理なく返済できる金額」は違うということを、はっきりと示していると言えるでしょう。

 

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