独立行政法人の住宅金融支援機構が2015年12月21日に2015年9月・10月の「民間住宅ローン利用者の実態調査 金利タイプ別利用状況」を発表しました。調査対象者は、9月・10月に民間企業の住宅ローンの借入れを行った人で、総回答数は523件となっています。

 

今回の調査結果で注目してほしいのは「変動金利」を選択している人の急増です。前回の調査(7月・8月期)35.1%から16.1%も増加して、2人に1人以上の割合となる51.2%まで上昇しています。変動金利の利用者の割合が50%を超えたのは3年ぶりとのことです。変動金利の引き下げが相次いていますので、その影響が反映されていると言えるでしょう。