日本国内の個人向け事業から撤退が報じられているシティバンク銀行の同事業についてSBI新生銀行が買収に名乗りを上げる模様です。
SBI新生銀行は旧長銀からの再出発の際に、シティバンク銀行の代表を経験していた八城氏が2000年にSBI新生銀行の会長兼社長に招かれていた経緯があります。
この後SBI新生銀行はシティバンク銀行をベンチマークにおき、富裕層の獲得、低コストでの銀行基幹システムの導入、メガバンクとは一線を画す店舗作りなどを進めました。
こうした経緯を考えるとシティバンク銀行の個人向け事業の買収に名前が挙がってるメガバンクと比較すると、SBI新生銀行による買収に筆者は期待します。
顧客層の拡大によりSBI新生銀行がより良い住宅ローン商品を提供できる可能性も拡がるため、今後の動きを注視していきたいと思います。
SBI新生銀行の店舗では下記のようなロビーで順番待ちをすることになります。
メガバンクにあるような事務的な雰囲気とは一線を画し、ゆったりと過ごせる点は嬉しいですね。
SBI新生銀行のインターネットバンキングやコールセンターは非常に利便性が高いため店舗に足を運ぶ機会は少ないですが、住宅ローンの契約時には店舗に足を運ぶ必要があるので、参考になればと思います。