住宅金融支援機構がフラット35を除く、民間の住宅ローンを取り扱う金融機関(333機関)に対し、住宅ローンに対する取組姿勢、金利優遇、審査、リスク管理、証券化の動向などに関する調査し、結果を発表した。住宅ローンを提供している様々な金融機関の動きを把握できる情報ですので、住宅ローンの比較前に一読しておくと良いかもしれません。
2014年10月30日~11月28日に311件(回収率:93.4%)の回答を回収しているデータのようです。
まず、変動金利の人気が少し低下していますね、2013年度の調査時と比較して「変動金利型」が前回調査から10.2%ポイント減少して58.2%(前回調査68.4%)となっています。
また、その一方で、「10年固定型」が前回調査から6.7%も増加し23.8%(同17.1%)となっています。さらに借入期間の金利を固定する「全期間固定型」も1.7%ポイント増加して5.6%(前回調査3.9%)になっています。
特に興味深いのは借り換えの激減です。借り換えが増えたと答える金融機関が減り、借り換えユーザが減っている状況が書か宇人できますね。また、どの金融機関も「金利競争に伴う利鞘縮小」にリスクを感じているようです。