住宅ローンのマイナス金利って、何のことかわかりますか?
例えば、金利が非常に魅力的な水準のイオン銀行の住宅ローン変動金利を例にとってみます。
イオン銀行の変動金利は2015年8月現在0.570%、「住宅ローン控除」で借入残高の1%が10年間戻ってきます。
さらに、消費税8%が適用される住宅を取得すると「すまい給付金」で最大30万円が、消費税10%適用で最大50万円が給付されます。
結果的に、住宅ローン金利が1%を下回る場合、住宅ローン控除やすまい給付金で、支払う金額よりも受け取る金額の方が上回ってしまう現象です。住宅ローンを返済しながら、なんと儲かってしまうんですね。
先に挙げたイオン銀行は、住宅ローン商品提供の歴史こそ浅いけれど、変動金利や10年固定金利など人気の金利タイプの金利は常に非常に魅力的な水準です。
そして、金利の変動が少なさ。長期金利が上昇した際、多くの銀行は住宅ローン金利の引き上げを行いますが、イオン銀行の10年固定金利は1年間を通じて金利を変更していない実績があります。
マイナス金利をねらうなら、イオン銀行の金利変動型住宅ローンをぜひ確認してみてください。
変動金利型の住宅ローンの場合、変動金利の上昇リスクはつねに注意していかなればなりません。
しかし、実際のところ、ここ十数年は低い水準で安定しています。数十年の長いスパンでみると、1990年代には8.5%まで上昇したこともありますが、バブル崩壊後は、金融緩和政策もあり、現在までほぼ最低水準で安定しています。
それでも、変動金利にはつねに注意をすることを忘れずに。また、変動金利で住宅ローンを借り、金利が上昇しはじめたら、固定金利へ借り換えしようと考える人もいるかもしれませんが、それほど簡単なものではありません。
住宅ローン金利はまず長期金利に連動する固定金利が上昇し、後から短期金利に連動する変動金利が上昇します。
つまり、変動金利が上昇したことに気がついた頃には、すでに固定金利が上昇してしまっているのです。
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