日本国内の様々な地域で住宅ローンを探している人からのアクセスがありますので、これまで地方銀行の住宅ローンを取り上げて紹介することはあまりありませんでした。最近は営業範囲を拡大する傾向にありますが、地方銀行は営業エリアが限られていて、利用できる方が限定されてしまうためです。

その点、インターネット銀行の提供する住宅ローンは、電話と郵送でのやり取りが中心になりますのでエリアを選びません。基本的には、北海道から沖縄まで、インターネット銀行の住宅ローンを利用することができます。(一部、離島には対応していないことがあります)

 

今回は地方銀行の住宅ローンについてとりあげでみたいと思います。地方と言っても首都圏や関西圏にある地方銀行、例えば横浜銀行や千葉銀行などではなく、東北地方や九州・四国地方などのメガバンクがあまり進出していないようなエリアの地方銀行です。

 

例えば、先日沖縄タイムスで沖縄県の地銀が金利1%台まで引き下がったというニュースが発表されていました。金利1%台。ネット銀行であれば、数年前に提供していた金利水準を沖縄県の銀行がようやく提示しはじめたのかと思い、とある沖縄県の銀行のホームページを見て確認しようとしたのですが、住宅ローン金利を見つけられません。10分ぐらいサイト内を探し回って諦めました。

 

このように、全ての地方銀行とは言いませんが、比較的提供する金利が高い事と、その金利をインターネットでわかりやすく公開していないケースが多くあります(金利が表示されていてもわかりにくい)。

首都圏や関西圏に住んでいるとわかりにくいのですが、地方に住んでいると住宅ローンは地元の銀行やJA、ろうきんなどからしか借りられない。ネット銀行なんて都会の人の為の銀行と思い込んでいる人が想像以上に多いのです。そのため、住んでいる人たちの思い込みによって、「競争する銀行・金融機関が無い(少ない)」状態になってしまっています。

 

では、地方銀行には本当に競争相手はいないのでしょうか?そんなことはありませんね。当サイトで紹介しているインターネット専業銀行の住宅ローンは、基本的に全国に対応しています。数兆円の預金をあっという間に集めるほどの勢いを持ち、メガバンクを動かすほどに影響力を拡大しているネット銀行は当然地方・田舎に住んでいようと利用できます。それにも関わらず残念ながら地方に住む人でインターネット銀行を利用しようとする人や、利用している人はまだまだ少ないと言われています。

 

地方に住むから、田舎に住むからと言って、優れた金融サービス(ここではネット銀行の住宅ローン)を利用できないわけではないのです。どこに住んでいても利用できるのがネット銀行のメリットです。ぜひ、地方に住んでいる人たちもぜひネット銀行の住宅ローンを比較検討にいれていただければと思います。