日銀によるマイナス金利政策導入・イギリスのEU離脱決定を受けた長期金利の低下を背景とした住宅ローン金利の急低下を受け、住宅ローン契約者が長期固定型の住宅ローンを選択するケースが増えているようです。

当サイトを訪問されている方の中にも「変動金利か固定金利か」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 

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固定金利に人気が集まっているんは10年固定で変動金利を下回る驚異的な金利が続々と登場しているのがその理由だと思われます。

メガバンクでは住宅ローン契約者の半数が長期固定型の住宅ローンを選び、住宅ローン借り換え契約者では7割超えで長期固定型の住宅ローンを選択しているとのことです。

これは日本経済新聞による、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行の大手5行に2016年6月と7月の住宅ローン申請件数に占める変動金利と固定金利の割合を調査したものです。

9月時点でも、三菱UFJ銀行(最優遇金利適用時)、りそな銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、三井住友信託銀行(最優遇金利適用時)で変動金利と10年固定金利の金利が逆転し、10年固定金利の方が金利が低いという異常事態が発生しています。

三菱UFJ銀行の場合、2015年1月から7月では変動金利7割、固定金利3割という比率だったものが、2016年7月単月では固定金利が9割にも達している模様であり、住宅ローン借り換えではほぼ100%の契約者が固定金利を選択しているとのことです。

こうした異常事態は日銀によるマイナス金利政策導入で長期金利がマイナス圏で推移しているためであり、当面は固定金利を選択するユーザーが多くを住める状況が続きそうです。 

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※この表の金利は定期的に更新されるため、記事本文と更新タイミングが異なる場合があります。
※1 。審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
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