フランスの大手金融グループ、BNPパリバのグループである、カーディフ生命保険が本年4月から6月の四半期の団体信用生命保険の申し込み件数が前年比で25%増となっている模様です。

カーディフ生命保険の団信を利用している銀行には

住信SBIネット銀行

auじぶん銀行

イオン銀行

・楽天銀行(金利選択型)

や多くの地銀があります。

メガバンクには系列の生命保険会社があるため、カーディフ生命保険の団信を利用ようしている銀行はありません。

 

近年、住宅ローン金利で驚異的な低金利を提供している、住信SBIネット銀行やイオン銀行などの新興・ネット専業銀行が2016年に入ってのマイナス金利政策やイギリスのEU離脱などを背景にした長期金利の低下・住宅ローン金利の低下による住宅ローン借り換え需要を取り込んでおり、こうした流れが今回発表されたカーディフ生命保険の団信の申込み件数が急伸していることにつながっていると言えます。

 

カーディフ生命保険は2016年6月にネット完結の団信の取り扱いを開始するなど、事業拡大に積極的な姿勢を見せています。

2016年8月も住宅ローンが過去最低金利を更新しており、今後は金利での銀行間の競争はもちろん、こうした団信や保障での競争も激化しています。

 

今後も金利面以外での競争激化を住宅ローン利用者としては期待していきたいですね。