住宅ローンの優遇策と注意点を比較するイメージ

※本記事は2014年8月時点の内容です。掲載している金利や優遇策は当時の各行のもので、現在の内容とは異なります。最新の金利・キャンペーンは各金融機関の公式サイトでご確認ください。

2014年8月25日付の日経新聞夕刊で、住宅ローンが一段と借りやすくなっているとの記事が出ました。

記事では、大手銀行が長期ローンと併用するミックスローンを選択した場合に過去最低水準の優遇策を相次いで導入しているとし、ネット銀行も対抗して金利引き下げに動いているため、銀行間の競争が我々消費者に恩恵をもたらしているとしています。

例えばみずほ銀行では2014年8月から、期間11〜35年の長期ローンを併用すると期間2年の固定型の金利を年0.35〜0.45%にする優遇策を始めています。つまり、2,000万円の住宅ローンの半額を長期に、半額を期間2年にすると、長期部分の金利は年1.76〜2%、2年の部分は通常の年0.95%より半分以下の低金利で借りることができます。

同じように三菱UFJ銀行でも、長期ローンと併用した場合の3年の固定型金利を引き下げる優遇を打ち出しています。

一方で、長期ローンを併用するミックスローンには注意が必要です。

住宅ローンを借りる際、固定金利(多くは長期ローン)と変動金利のどちらにするかは、多くの方が悩むポイントだと思います。ただ、どちらが得なのかということは誰にもわかりません。これから金利がいつどれぐらい上がるのか、下がるのか、何年後に何%になるのかということは、誰にもわからないことです。金利の動向が誰にもわからないため、変動のほうが有利か、固定のほうが有利かということは、終わってみなければわからないことです。

もし変動金利で借りた場合、金利が上がらなければ変動金利で借りて良かったとなりますし、金利が上がれば固定金利にしておけばよかったと後悔するでしょう。

一方で固定金利で借りた場合、金利が上がらなければ変動金利にしておけばよかったと後悔し、金利が上がれば固定金利で借りて良かったとなります。

つまり各行が優遇する固定金利(長期ローン)と変動金利をミックスにしたプランにした場合、金利がどうなっても必ず後悔する部分が出てしまいます。

大手銀行が長期ローンと併用するミックスローンでの優遇策を打ち出す中、新規参入行のソニー銀行では、購入額の10%以上にあたる頭金を用意した顧客の金利優遇幅を拡大し、変動金利を0.539%と過去最低で提供しています。

またイオン銀行でも、12月末までの特別金利として変動金利0.57%と非常に低い水準で提供しています。

我々消費者からすれば、お金を借りやすい環境であることは間違いなく、過去数十年の住宅ローンの金利水準を確認すると一目瞭然です。また足元の市場金利の低下で、2014年9月以降も過去最低水準の金利が当面続く見通しとも言われています。

銀行による住宅ローン顧客の奪い合いも激しさを増し、借り手優位が続くいま、変動か長期か、ミックスか、冷静に検討したいですね。

<当サイトおすすめの借り換えに強い住宅ローン公式サイト>

ソニー銀行公式サイト

イオン銀行公式サイト