2015年11月31日、内閣府は住生活に関する世論調査を発表しました(同年10月調査実施)。

それによると、将来相続できる住宅があるにかかわらず「住宅を所有したい」とする割合は、74.9%(「所有したい」61.5%、「どちらかといえば所有したい」13.4%)。「所有する必要はない」は16.5%(「どちらかといえば所有する必要はない」6.1%、「所有する必要はない」10.4%)、「どちらでもよい」が7.8%で、約75%の人が「持ち家」を望んでいることがわかります。

 

所有したい理由は、「同じところに安心して住み続けたいから」58.1%という持ち家に人生の安定を求める人が多く、また「長い目で見ると所有したほうが有利だから(資産価値があるから)」21.5%、「子どもに財産として残したいから」10.4%と、家に資産価値を見出している人もいるようです。逆に所有する必要はないと考える人の理由は、「家族の状況の変化(子どもの独立や転勤など)に合わせて自由に住み替えたいから」19.2%、「維持・管理のわずらわしさがないか ら」17.8%、という身軽に生きたいという願望でしょうか、また「多額のローンをかかえたくないから」と答えた者の割合が20.9%とローンへの不安感を理由にしている人もいます。

 

住宅を購入するとしたら新築か中古かという質問に関しては、「新築の一戸建住宅」が63.0%、「新築のマンション」10.0%、「中古の一戸建住宅」6.1%、「中古のマンション」3.8% と、新築戸建への強い希望がみられます。とりわけそれは、大都市圏よりも町村部で高くなるようです。

 

新築希望者の理由は、主に「間取りやデザインが自由に選べるから」66.5%、「すべてが新しくて気持ちいいから」60.9%。一方、中古希望者の理由は、「住みたい場所に住宅を購入するためには,中古住宅の価格の方が手が届きやすいから」61.0%が多くなっています。

 

住宅およびその立地や周辺環境で最も重視することは、「立地の利便性」46.5%、「立地の安全性(地震・台風などの自然災害に対する安全性、犯罪・交通事故などに対する安全性など)」14.6%、「住宅の性能(耐久性、耐震性、省エネルギー性、遮音性など)」8.2%、「立地の快適性(騒音・振動、大気汚染などの少なさ、公園・緑地などが近くにあることなど)」8.0%という順でした。

 

住宅選びももちろん大切ですが、住宅購入とともにその後約30年近くあなたの家計に関わってくる、住宅ローン。数ある住宅ローンをしっかり比較、検討していきたいところです。

 

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