フラット35を取り扱うARUHIがフラット35の借り換え経験者向けに調査を実施し、その結果を発表していますので確認してみましょう。

 

総括

フラット35に借り換えを行った人の8割以上の人が「金利差1.0%未満」で借り換えを実施しており、平均の金利差は平均0.73%。

調査対象者527名中、借り換え前から借り換え後の金利差が「1.0%未満~0.5%以上」の人が約60%。次いで「0.5%未満~0%以上」が約20%でした。

よく借り換えは1%以上の金利差があるとおすすめされますが、借り換えに興味を示す人の実態は0.5%以上の金利差があれば借り換えるという事ですね。また、0.5%未満の金利差で借り換えている人も20%いますが、この層には変動金利などから固定金利に借り換えて、金利上昇に備えている人が多く含まれているといえるでしょう。

 

借り換え前の金利は2%前後


借り換えを行った人はそれまでどの程度の金利で住宅ローンを返済していたのでしょうか?調査結果によると借り換え前の平均金利は「2.20%」、最高金利は「2.63%」で、最低金利は「1.54%」となっています。借り入れのタイミングは、2013年~2011年に借り入れた住宅ローンが多い結果になっています。住宅ローンの借り入れを行ってから平均3年未満で借り換えを行っているという結果になっています。

借り換えをしっかり検討する人は、やはり決断も早い傾向がうかがえます。

 

調査概要

調査地域 :全国
調査数:527名(※借り換えが2回目の方42名を含む)
調査データ:ARUHIで【フラット35】を借り入れて、【フラット35】へ借り換えを行った方の成約データより
調査期間:2012年12月~2016年2月

 

今回のこの調査結果を見て、借り換えを行う人の決断のはやさを感じます。また、金利差が一般的に言われているよりも小さくても借り換えを行っていることがわかります。金利差が小さいという事は、借り換えメリットも当然小さくなりますので、少しでも返済額を減らせるような意識の高さがうかがえますね。

 

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