2016年のニュースを振り返るイメージ

※本記事は2016年末に、その年(2016年)の出来事を振り返ったものです。記載の出来事・金利・経済情勢はいずれも当時のもので、現在の状況とは異なります。最新の金利・経済情勢は各金融機関や公的機関の公式情報でご確認ください。

Googleが2016年の急上昇検索キーワードを発表しました。今回はこのキーワードランキングの中から、住宅ローンに関係するニュースを振り返り、解説していきます。

3位 熊本地震

2016年4月に発生した大規模地震で、当時は避難生活を送るなど、生活に大きな影響を受けた方も多くいらっしゃいました。熊本地震では、大規模災害として初めて「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」が適用され、一定の要件のもとで住宅ローンの免除や減額が可能となりました。

このガイドラインは私的整理にあたり、破産や一般的な債務整理とは異なるため、信用情報機関に事故情報として登録されないなどのメリットがあります。

6位 台風10号

この年も大型台風の上陸が相次ぎました。8月に日本へ大きな影響を及ぼした台風10号もそのひとつです。マイホームを購入した後は、地震・台風・火事などの災害による住まいへの損害を心配する場面も増えてきます。

当サイトでは、こうした災害に備える保険・共済をまとめた特集もご用意しています。

台風、竜巻、突風、水害など自然災害への備え|保険でマイホームを守ろう

7位 アメリカ大統領選

当時、世界的な波紋を広げていたのがトランプ氏の大統領就任決定です。同氏の大規模な景気対策により金利が上昇するとの見方から、世界的な金利上昇が続いていました。アメリカでは、年始と比べて長期金利が2倍程度まで上昇しました。

出典:investing.com

 

日本でも、マイナス圏で推移していた長期金利がプラス0.1%程度まで上昇し、住宅ローン金利が上昇傾向にありました。ただし当時の日本では、長期金利をゼロ%近辺へ誘導する政策が日銀によって導入されていたため、急激な金利上昇にはつながりにくいと見られていました。

詳細はアメリカ大統領選挙、トランプ氏が大統領に/住宅ローン金利は上昇へをご覧ください。

 

10位 EU離脱

2016年前半の最大の世界的ニュースといえば、イギリスのEU離脱決定(いわゆるブレグジット)です。世界的な株安が発生し、安全資産とされる国債が買われたことで金利は低下しました。当時は「どのようなスキームでEUを離脱するのか」に注目が集まっており、2017年春までにイギリスがEUへ正式に離脱を通知する見通しで、予断を許さない状況が続くと見られていました。

イギリスが国民投票でEU離脱を決断!住宅ローン金利への影響は?

 

このように、2016年は国内外の出来事が住宅ローン金利にもさまざまな影響を与えた一年でした。