<2017年5月1日 追記>

5月に入り、各社のフラット35の金利が出そろいました。こちらの記事の後半部分に4月に予想した際の記事を残しておりますが、当サイトでは5月のフラット35の金利は引き下げになる可能性が高いと予想していました。結論としては、予想通りの引き下げ(ただし、予想していたよりはわずかに金利引き下げ幅が少ない)となりました。

 

2017年5月は住宅ローン金利を引き上げた金融機関も多く存在しましたので、2017年5月は相対的にもフラット35の金利の競争力が高まった月と言えるでしょう。

 

2017年5月のフラット35金利(予想)

 - 借入期間20年まで:0.950%(前月比 ー0.06%)

 - 借入期間35年まで:1.050%(前月比 ー0.07%)

2017年5月のフラット35金利(結果)

 - 借入期間20年まで:0.980%(前月比 ー0.03%)

 - 借入期間35年まで:1.060%(前月比 ー0.06%)

 

2017年のフラット35の金利推移

2017年5月のフラット35は2017年に入って最も低い金利となりました。フラット35での借り入れを予定している人にとって5月はチャンスの月となりました。

 

利回り

フラット35の金利
期間20年未満 20年以上35年以内
2017年1月 年0.48%(第116回) 年1.020% 年1.120%
2017年2月 年0.46%(第117回) 年0.990% 年1.100%
2017年3月 年0.47%(第118回) 年1.010% 年1.120%
2017年4月 年0.46%(第119回) 年1.010% 年1.120%
2017年5月 年0.40%(第120回) 年0.980% 年1.060%

※当サイト調べ。フラット35の金利は、フラット35取扱金融機関の中で最低水準の金利を提示している楽天銀行のフラット35住信SBIネット銀行のフラット35などの金融機関の金利を参照しています。「年月」はフラット35の金利を示しています。債券利回りの条件はその前月の20日付近に決定・発表されたものを記載しています。

 

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<2017年4月投稿 金利予想記事>

2017年4月20日にフラット35を提供する住宅金融支援機構が第120回・貸付債権担保住宅金融支援機構債券の発行条件を発表しました。(当サイトでは毎月この債券利回りをもとに、翌月のフラット35の金利動向を予想しています。)

この債券利回りは翌月のフラット35の金利動向を予想するうえで大変参考になる指標です。いつものように2017年5月のフラット35の金利を予想してみたいと思います。まず最初に2017年に入ってからのフラット35の金利と、この債券の発行条件(利回り)を確認してみましょう。

 

利回り

フラット35の金利
期間20年未満 20年以上35年以内
2017年1月 年0.48%(第116回) 年1.020% 年1.120%
2017年2月 年0.46%(第117回) 年0.990% 年1.100%
2017年3月 年0.47%(第118回) 年1.010% 年1.120%
2017年4月 年0.46%(第119回) 年1.010% 年1.120%
2017年5月 年0.40%(第120回) ??? ???

※当サイト調べ。フラット35の金利は、フラット35取扱金融機関の中で最低水準の金利を提示している金融機関の金利を参照しています。「年月」はフラット35の金利を示しています。債券利回りの条件はその前月の20日付近に決定・発表されたものを記載しています。

 

先日発表になったばかりの第120回の住宅金融支援機構債券の利回りは年0.40%と前月比で年0.06%低下し、2017年に入って最も低い利回りまで低下しています。要因は4月に入ってからアメリカのトランプ政権によるシリアへの空爆や北朝鮮をめぐる緊張の高まりを意識して、株式の売却が進み、安全資産と考えられている債券に資金流入が進み長期金利が低下しているためです。

同債券に限らず債券利回りは4月に入って低下しており、2017年5月はフラット35に限らず住宅ローン金利全般(固定金利タイプ)の金利低下の可能性が高まっている状況です。

 

それでは、2017年5月のフラット35の金利を予想してみましょう。

 

2017年5月のフラット35金利予想

 - 借入期間20年まで:0.950%(前月比 ー0.06%)

 - 借入期間35年まで:1.050%(前月比 ー0.07%)

※上記の金利は、フラット35の中で最低金利を提示している楽天銀行住信SBIネット銀行などの金利を予想しているものです。フラット35は提供する金融機関によって金利や条件が異なりますので注意してください。

 

毎月同じことを書いていますが、同じフラット35でも提供金融機関ごとに金利は異なると共に手数料や付帯サービスの内容が異なります。基本的な商品性が変わらず、あくまでも同じフラット35ですので、フラット35で借り入れ・借り換えを考えるのであれば、もっともおトクなフラット35を選びたいものです。

当サイトでは、毎月、フラット35を提供sじゅる金融機関の中でも最低水準の金利を提示し続けている実績のある楽天銀行のフラット35住信SBIネット銀行のフラット35は有力な選択肢になると考えています。

 

フラット35に限らず、住宅ローンは申込みから融資実行まで1か月以上かかる場合もあります。低金利を生かした後悔しない住宅ローン選びのためにも早め早めに行動に移すことが重要になってくるという点をお忘れなく。

 

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