住宅ローンの就業不能保障・団信のイメージ

※本記事は2014年5月時点のニュースを記録として掲載しています。以下の保障内容・上乗せ金利の水準・取り扱い開始の見通しは当時のものです。各金融機関が現在取り扱っている団信・疾病保障の内容は変更されている可能性があります。最新の保障内容は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

通常の団体信用生命保険(団信)は、契約者が死亡したとき、もしくは高度障害状態になったときに住宅ローンの返済が免除されるよう保険金が支払われ、住宅ローン残高がゼロになる仕組みとなっています。

つまり、それ以外の病気やケガによる就業不能状態のときは、変わらず住宅ローンの返済を続けていかなければなりません。

その不測の事態に備えるために、8大疾病保障が付属している住宅ローンを選ぶなど、利用者は自衛をはかる必要があります。ただし、その場合でも8大疾病以外の理由による就業不能のリスクは残ります。

 

今回、明治安田生命が提供を決定した団体信用就業不能保障保険では、8大疾病にかかわらず、またケガを原因とした就業不能であっても保障が有効となっている点が画期的です。

具体的には、就業不能の期間が3か月を超えた場合に、最長9か月にわたって住宅ローンの返済金額に相当する額が「就業不能給付金」として支払われ、1年を超えて就業不能の期間が継続した場合は、債務残高に相当する額が保険金として支払われます。就業不能状態に陥った原因が限定されず、ほぼすべての疾病・ケガに対応するという点が大きな特徴です。

実際の負担(上乗せ金利)は発表を待たないと分かりませんが、りそな銀行やイオン銀行などの8大疾病保障の年0.3%と、だいたい同じ程度の水準になると予測されます。住宅ローンとは別に単体の就業不能保険へ加入して備えるという手もありますが、就業不能保険だけでは保障額が住宅ローン残高に満たないリスクも考えられます。住宅ローンに付帯する就業不能保障は、万が一の備えとして魅力的なのではないでしょうか。

 

この明治安田生命が発売する団体信用就業不能保障保険を利用するためには、住宅ローンを取り扱う金融機関が、自社の住宅ローン商品に組み込むのを待つ必要があります。

顧客が団体信用就業不能保障保険を利用できるのは、この秋(2014年秋)以降になると考えられます。発売開始が待ち遠しいですね。

取り扱う金融機関の発表は随時お知らせしていきますので、ご期待ください。

 

当サイトでは疾病保障に関する比較を行っています。こちらもぜひ参考にしてください。

住信SBIネット銀行、イオン銀行、りそな銀行の最新の疾病保障を徹底比較!

がん患者、35年前の4倍に もしもの時の住宅ローン返済は?