住宅ローンの特典で毎日の買い物がおトクになるイメージ

イオン銀行は、イオングループの金融サービスを担う銀行として2007年10月に開業した「新たな形態の銀行」です。電子マネーのWAONやイオンカードに加え、預金・投資信託・保険まで扱うリテール中心の銀行で、住宅ローンにも早くから力を入れてきました。

その住宅ローン最大の特徴が、イオングループでの買い物が住宅ローン完済まで毎日5%割引になる特典「イオンセレクトクラブ」です。金利だけでは見えない「借りたあとの家計メリット」で選ばれている点が、他行との大きな違いといえます。

イオン銀行の住宅ローンは変動金利が年1.040%(金利プラン)、10年固定金利が年3.520%(当初固定金利プラン)と、大手銀行や地方銀行と比べると低い金利水準です。

ネット銀行と比べると若干金利が高い印象があるかもしれませんが、住宅ローンの利用しやすさや付帯サービスまで含めて比較すると、決してネット銀行の住宅ローンに劣るわけではありません。大手銀行や地方銀行との比較であれば、十分に魅力的な条件で借り入れできる住宅ローンといえます。

※2026年8月の金利

イオンセレクトクラブとは?毎日5%割引の仕組みと条件

イオン、マックスバリュ、ピーコック、まいばすけっとなどイオングループの対象店舗での買い物が、専用カードのクレジット払いで毎日5%割引になる特典です。住宅ローンを契約すると入会でき、専用の「イオンゴールドカードセレクト<イオンセレクトクラブ>」(セレクトクラブカード)が発行されます。割引はレジでの値引きではなく、カード利用代金の請求時に5%分が差し引かれる仕組みです。

イオン銀行の住宅ローンのイオンセレクトクラブ

2026年8月現在

入会には、①イオン銀行が指定する対象ローンの借り入れがあること、②イオン銀行の口座を返済用口座に指定していることなどの条件と、所定の審査があります。対象ローンはイオン銀行住宅ローン(イオン【フラット35】を含む)、イオン銀行セカンドハウスローン、投資用マンションローン、アパートローンです。

特典が続くのは対象ローンをすべて完済した日、またはイオン銀行が指定する日まで。ただし、返済用口座をイオン銀行以外へ変更した場合や、セレクトクラブカードを解約した場合などは中途退会となります。2023年8月からはイオンモバイルの利用料金も5%割引の対象に加わりました。

※対象店舗・対象外商品・適用条件は変更されることがあります。最新の条件はイオン銀行の公式ページ(「住宅ローン」ご契約者さま特典〈イオンセレクトクラブ〉)でご確認ください。

5%割引は家計にどれくらい効くのか

割引額は「イオングループでの利用額×5%」で決まります。月々の利用額別に単純計算すると、次のようなイメージです。

イオングループでの月間利用額別に年間5%割引額を示した棒グラフ
セレクトクラブカードのクレジット払い分に対する5%割引を単純計算したもの。対象外の店舗・商品があるため、実際の割引額は利用状況により異なります。

たとえば月5万円をセレクトクラブカードで支払えば年間3万円。返済期間が長いほど積み上がるため、日常的にイオングループを利用する家庭ほど効きやすい特典だといえます。ただし対象外の店舗・商品があり、実際の割引額は利用状況によって変わります。

イオン銀行 住宅ローンのメリット

  • 変動金利が新規借入時、年1.040%(金利プラン)、10年固定金利が年3.520%(当初固定金利プラン)
  • イオングループでの買い物が住宅ローン完済まで毎日5%OFF
  • 保証料0円・一部繰上返済手数料0円
  • ローン取扱手数料を定率型(借入金額の2.20%〈税込〉・最低220,000円〈税込〉)と定額型(110,000円〈税込〉)から選べる
  • 全疾病団信・がん保障付団信・8疾病保障団信・ワイド団信を用意(これらを選ぶ場合は借入時満50歳未満)
  • 給与所得者・会社経営者は前年度年収100万円以上から申込可能(給与所得者は勤続6カ月以上)
  • 全国のイオン銀行店舗で土日祝も相談できるほか、Webでの申し込みにも対応
  • イオン【フラット35】と、その返済原資とするつなぎ融資も取り扱い

※2026年8月の金利。手数料・申込条件はイオン銀行住宅ローン 商品概要説明書(2026年6月1日現在)による。

費用・保障の早見表

項目イオン銀行 住宅ローンの内容チェックポイント
ローン取扱手数料定率型:借入金額の2.20%(税込)/最低220,000円(税込)
定額型:110,000円(税込)
定額型は借入利率が定率型より年0.2%高い
保証料0円諸費用の総額で比較する
一部繰上返済手数料0円こまめな繰上返済がしやすい
団信全疾病団信/がん保障付団信/8疾病保障団信/ワイド団信上乗せ金利の有無・幅は種類で異なる(公式で要確認)。借入時満50歳未満が条件
申込条件(収入)給与所得者・会社経営者は前年度年収100万円以上給与所得者は勤続6カ月以上。個人事業主は事業開始後3年以上
独自の付帯特典イオンセレクトクラブ(イオングループで毎日5%OFF)専用カードのクレジット払いが条件
相談・申込チャネル全国の店舗(土日祝も相談可)とWeb対面で相談したい人に向く

※出典:イオン銀行住宅ローン 商品概要説明書(2026年6月1日現在)および同行公式サイト。

ローン取扱手数料は「定率型」と「定額型」どちらを選ぶ?

イオン銀行では取扱手数料を2種類から選べます。定率型は借入金額の2.20%(税込・最低220,000円〈税込〉)、定額型は110,000円(税込)。ただし定額型を選ぶと借入利率が定率型より年0.2%高くなります

目安として、借入額が大きい・返済期間が長いほど金利差の影響が大きくなるため定率型が有利になりやすく、借入額が小さい、短期間で完済する予定、初期費用を抑えたいといった場合は定額型が候補になります。イオン銀行の公式サイトにはイオンセレクトクラブの割引額を含めた住宅ローンシミュレーションが用意されているので、両方の条件で試算して比べるのが確実です。

イオン【フラット35】も取り扱い

イオン銀行は全期間固定金利の【フラット35】も取り扱っています。返済原資を住宅ローンとするつなぎ融資や、イオン【フラット35】(9割融資)と併用して物件価額の10割まで借りられるイオン【プラス】も用意されており、フラット35もイオンセレクトクラブの対象ローンです。

なお住宅金融支援機構によると、2026年8月資金受取分の【フラット35】(新機構団信付き・返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下)で最も多い借入金利は年3.290%で、7月の年3.140%から0.150%上昇し、現行制度になった2017年10月以降で最も高い水準になりました(【フラット20】は年2.970%、【フラット50】は年3.500%/いずれも融資率9割以下)。フラット35の借入金利は取扱金融機関ごとに異なりますので、イオン銀行の実行金利は同行の公式ページでご確認ください。

イオンセレクトクラブのよくある質問

Q. 割引はレジで値引きされるのですか?

A. いいえ。セレクトクラブカードのクレジット払いで購入した金額に対して、請求時に5%分が差し引かれる仕組みです。現金や電子マネーでの支払いは対象になりません。

Q. 5%割引はいつまで続きますか?

A. 原則として対象ローンをすべて完済した日、またはイオン銀行が指定する日までです。返済用口座を他行へ変更した場合、セレクトクラブカードを機能分離・解約した場合、イオンカード会員資格を喪失した場合などは中途退会となります。

Q. 【フラット35】で借りても特典の対象になりますか?

A. なります。イオン銀行住宅ローン(イオン【フラット35】を含む)のほか、セカンドハウスローン、投資用マンションローン、アパートローンが対象ローンです。

Q. 入会に審査はありますか?

A. あります。対象ローンの借り入れと、イオンセレクトクラブへの入会には、それぞれ所定の審査があります。審査結果によっては希望にそえない場合があります。

まとめ|金利と「借りたあとの特典」を合わせて比べる

イオン銀行の住宅ローンは、金利だけを見ればネット銀行に一歩譲る場面もありますが、保証料0円・一部繰上返済手数料0円という費用面のわかりやすさに、イオングループで毎日5%割引という日常の特典が加わります。日ごろからイオングループを使う家庭にとっては、総返済額に表れにくいメリットが積み上がる住宅ローンです。全国の店舗で土日祝も相談でき、Webでも申し込める点も比較材料になります。

諸費用のわかりやすさと保障を重視して横に並べるなら、SBI新生銀行も候補に入れておきたい一行です。事務手数料は借入金額の2.20%(税込)の定率型で、保証料と一部繰上返済手数料は0円。一般団信に加えて全疾病保障付団信も金利の上乗せなしで付帯でき、店舗相談とオンライン手続きの両方に対応しているため、イオン銀行と同じ土俵で比べやすい住宅ローンといえます。

金利・手数料・団信・特典の条件は改定されることがあります。最新の適用金利や適用条件は、必ず各金融機関の公式サイトでご確認ください。

イオン銀行の住宅ローンの詳細はこちら

 

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