<2017年9月4日追記>

北朝鮮が2017年9月3日に6回目となる核実験を実施しました。昨年行われた5回目の核実験の10倍の規模の爆発であったとされ、東アジアの緊張が高まっています。

アメリカのマティス国防長官は「大規模な軍事対応」を行うと表明、トランプ大統領は北朝鮮と貿易を行っている国々とアメリカの貿易を停止させる方針も表明しています。

2017年9月4日午後には北朝鮮が新たなミサイル発射を行う兆候も見られると報道され、今後の動向から目が離せません。

同日の東京市場ではこうした緊張を背景に円高、株安が起きており、長期金利もマイナス圏内の動きとなっています。

 

 

<2017年8月29日投稿>

2017年8月29日の早朝(午前6時ごろ)に北朝鮮が日本の北海道方面に向けて弾道ミサイルを発射しました。弾道ミサイルは北海道上空を通過し襟裳岬の東方1200km付近に着弾したとされています。

 

北朝鮮は2017年7月以降、継続的にミサイルを発射しており、すでに世界各国から非難と経済制裁を受けていましたが、今回の弾道ミサイルは実際に日本の上空を通過するというこれまで以上の危険を伴うもので、日本や韓国をはじめとして世界各国が緊急対応に追われています。

 

ミサイル発射からまだ4時間程度しか経過しておりませんので、様々な情報が飛び交っている状況ですが、住宅ローンの金利に影響がありそうな金融マーケットの状況をそれぞれ確認してみましょう。

 

為替(米ドル・円)・・・ロイター社HPより

7月に1ドル114円程度まで円安が進んだ米ドル・円の為替レートは108円台まで低下。取引がヨーロッパ市場に移っても円高傾向が続いており、今後も円高トレンドが継続するかに注目が集まっています。

 

長期金利(10年物国債利回り)・・・investing.com社HPより

低下を続けとうとう0.010%を下回り0.005%付近まで低下しています。2017年に入ってはじめてのマイナス圏に突入する可能性も高まってきている状況です。

株価(日経平均)・・・ロイター社HPより

150円以上下落し、19300円を下回る付近で取引が続いています。

 

住宅ローン金利に最も影響が大きいのは長期金利の動向ですね。8月になってから低下傾向にあった長期金利がいよいよ0.010%を下回りゼロ%やマイナス圏への突入が視野に入っている状況です。

 

特に今週は2017年9月の住宅ローン金利が各金融機関から発表されるタイミングです。すでに金融機関の中では9月の金利が決定している可能性はありますが、今回の値動きを受けて金利引き下げ幅の拡大に踏み切る金融機関が登場する可能性もあるでしょう。

 

住宅ローンの借入や借り換えを検討している人は、長期金利の動向にまずは注目しましょう。9月に住宅ローンを契約したいと考えている人は、長期金利の低下をしっかりと住宅ローン金利に反映させた金融機関を選ぶことが重要なポイントになりそうです。

 

住宅ローン利用予定者にとって、今回の金利低下はチャンス(日本全体のことを考えると不謹慎ですが)であるのは確かです。チャンスを活かす住宅ローン選びをしかりと行うようにしましょう。

 

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