住宅ローン金利が割り引かれる「金利優遇」について聞いたことがあるでしょうか?

金利優遇とは、銀行から住宅ローンを借りる時に受けられる優遇であり、住宅ローン金利の割引のこと。店頭で示される金利よりも、個々の条件に従い、割引されるものです。

この「金利優遇」は、メガバンクなどで取り入れられており、その具体的な条件は一部インターネットサイト上で確認できるものもあるものの、あまり公表されていません。

また、「頭金を一定割合以上支払える」「住宅ローン返済口座を給与振込み用に指定できる」などの条件により、その優遇幅は異なります。

その金利優遇にも二つのタイプがあります。

一つ目は、当初期間優遇金利型。返済開始当初の優遇は手厚いけれど、ある一定期間を経過すると優遇幅が小さくなるもの。たとえば「当初5年間は基準金利から-1.5%、その後は1.0%」といったかたちです。

二つ目は、全期間優遇金利型。借入期間中全期に渡り、同じ金利優遇を受けられるもの。「借入期間30年で、金利優遇-1.0%」といったもの。

前者は、返済期間の短い人、また、大きな金利優遇を得て、その後借り換えをしたい人に向いています。逆に、後者は返済期間の長い人や安定的に返済を行いたい人向きといえるでしょう。

優遇される金利は大きければ大きいほど良いものです。が、その期間が何年なのか、自分の返済計画に即しているのかなどを確認すること。そして、銀行により優遇幅は異なるため、複数の銀行に住宅ローンの審査申し込みを行い住宅ローン比較することが大切です。

 

なお、「金利優遇」はメガバンクなどの多い手法ですが、ソニー銀行、auじぶん銀行住信SBIネット銀行楽天銀行などのネット専業銀行には存在しなく、住宅ローン審査に通れば、、各行の公式ページ上で明示されている住宅ローン金利で借り入れができるため、透明性が高いといえます。

 

<おすすめの住宅ローン公式サイト>

ソニー銀行公式サイト

auじぶん銀行の公式サイト

住信SBIネット銀行公式サイト

りそな銀行の公式サイト

楽天銀行の公式サイト

イオン銀行の公式サイト

 

<注目の住宅ローン比較・ランキング・特集>

借り換えにおすすめの住宅ローンを金利・費用・利便性からランキング形式で紹介

【特集】当初10年固定金利への借り換え効果の比較シミュレーション

ネットで人気の住宅ローン(変動金利)を徹底比較