日銀は2016年4月27日と28日に日銀政策決定会合を開催し、本日追加の金融緩和を見送ることを発表しました。

先週、4月22日にブルームバーグが「金融機関に対する貸し出しに対しても、マイナス金利の適用を検討する案が浮上している。」と報道し、株高・円安が進んでいましたが、追加の金融緩和見送りで本日は急激なドルに対し2円以上の円高と日経平均株価が500円程度急落と株安が進んでいます。

本年1月にマイナス金利という未曾有の金融政策を導入したばかりであり、緩和見送りは妥当とも言えます。

ただし、今後も引き続き、追加の金融緩和を実施するタイミングが訪れると思われ、長期金利は上昇しずらい環境は続くことと思われます。

 

また、アメリカでは米連邦準備理事会(FRB)が4月27日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策の現状維持を決定し、利上げを見送りました。

これで昨年12月以来3会合連続で利上げを見送ってこととなります。

同時にFOMCの声明では追加利上げを急がないとする姿勢も示しました。

 

日米ともに金利がしばらく低位で推移しそうな環境が継続しています。

住宅ローン金利も引き続き低位で推移しそうな環境です。

 

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