米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)の世界主要都市調査によると、東京での商業不動産の取引額が2014年1-3月期(第1四半期)に前年同期比71%増の101億ドル(約1兆円)に達し、ニューヨークやロンドンを押しのけ世界一になったとのことです。

世界全体で前年同期比26%増の1360億ドル。ニューヨークは69億ドル、ロンドンが63億ドルとのことで、東京での取引が如何に多かったかが分かります。

 

また、日本経済新聞の報道によると2013年度の日本の不動産取引額は前年比で72%急増し、4兆1,080億円に上ったと言います。

 

アベノミクスによる投資意欲拡大と2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見込んでの再開発への期待が今回の驚くような結果をもたらしたと言えます。

足元で住宅市場は一服感が出ていますが、商業不動産の市況がどうなるかは、マイホームを持ちたい我々としては注視していきたいですね。

商業不動産が活況になれば、住宅市場もそれに連動する可能性が高いでしょう。

 

本日も虎の門ヒルズが1兆円かけて完成したという報道が出ています。

商業不動産に関するニュースが事欠かない昨今ですね。