日本経済新聞は2017年1月29日に「第13回金融機関ランキング」の調査結果を発表しました。
顧客満足度総合ランキングにおいて9年連続1位であったソニー銀行が3位に陥落する一方、昨年同ランキングで3位であったイオン銀行が初の首位に浮上するなど大きな変動が見られました。


この金融機関ランキングの顧客満足度は調査対象者4,000人に主に利用している金融機関の評価を聞き点数化したものです。
イオン銀行が3位から1位に躍進した理由は、 イオングループとの連携にありそうです。 例えば住宅ローンにおいては住宅ローン契約者向けにイオングループでの買い物が毎日5%引きになる特典を付与しています。
5%割引の対象となる店舗は、 イオン、イオン スーパーマーケット、マックスバリュー、ピーコック、マイバスケット、ネットスーパーなど多岐に渡っており、住宅ローン契約から最大5年間この割引が適用されます。
イオン銀行は無料で使えるATMが全国に5万台あり、店舗の営業時間も土日問わず午前9時から夜の9時まで営業しているなどの利便性がユーザーに高く評価されているようです。
住宅ローンの相談を仕事帰りや仕事が休みである土日にしか来店できない世帯にとってはこうした店舗の体制は非常に心強いでしょう 。特にイオン銀行の住宅ローンは変動金利が年0.570%(2017年2月現在)、 10年固定金利が年0.590%(2017年2月現在)とメガバンクや大手地銀と比較した際に極めて低い金利を実現しており、これは金融機関との比較で店舗のサービスも優れているという点は多くのユーザーにとって心強いものでしょう。
2016年にはイオン銀行は住宅ローンサービスにおいてワイド団信やガン保障特約付住宅ローン等を登場させ住宅ローンの付加サービスにも力を入れています。
住宅ローン金利が上昇傾向にある中、10年固定金利を年0.590%としているイオン銀行の魅力はさらに引き立ってくるのかもしれません。