<2014年8月31日投稿>
2014年9月の金利が一部発表になっています。メガバンクなどの全金利タイプの正式な公表は週明けの9月1日になりますが、事前に報道されている住宅ローン金利では2014年に入って最も低金利になるのはもちろん、過去の歴史の中でも最も低い金利で提供される月になる様相です。
ソニー銀行は頭金10%以上で変動金利で0.539%(頭金が10%未満でも0.589%)の超低金利を提供、10年固定金利も頭金10%以上で1.188%(頭金が10%未満でも1.238%と驚異的な低金利で提供しています。
イオン銀行も引き続き、変動金利0.570%(金利適用条件は無し)での提供を続けています。
メガバンク以上に金利引き下げ競争が進んでいるネット銀行・新興系の銀行の住宅ローンは極めて魅力的な低金利とサービスを提供していますね。長期金利は、とうとう0.5%を下回る水準で推移しています。これまでの住宅ローンの歴史を塗り替える低金利になる事は確実となっている2014年9月。
その中でも積極的な金利の引き下げのある銀行をしっかりと確認し、ご自身にあった住宅ローンを選んでいただくと良いでしょう。
2014年9月のおすすめは、変動金利を選ぶならソニー銀行とイオン銀行、5年〜10年の固定金利を選ぶならソニー銀行と住信SBIネット銀行です。
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<2014年8月15日投稿>
2014年8月は、変動金利ではイオン銀行が0.570%、ソニー銀行が0.539%(変動セレクト住宅ローン・頭金10%以上の場合)の超低金利を提供、長期金利でもフラット35が過去最低金利を更に更新する等、これまでの住宅ローンの歴史の中で最も低い金利の月と言っても過言ではない月となりました。また、メガバンク等の主要銀行もやや金利を引き下げる動きを見せていますが、イオン銀行・ソニー銀行・新生銀行などの比較的新しい銀行・ネット銀行の金利引き下げの動きの方が大きかった月でもありました。
そんな中1年の中で2番目に住宅ローン市場が活発になると言われる9月を迎える事になりますが、9月は更に金利が引き下げとなる可能性もあり、住宅ローン検討中の人にとって極めて良い月になる可能性が出てきましたね。また、実は9月は住宅ローンのピークシーズンであるという点が意外に重要です。それは、各銀行が住宅ローンの残高増に向けて積極的な動きをとりやすい月になるためです。それをふまえて早速9月の住宅ローン金利の動向を予想してみましょう。
まず、変動金利から確認してみましょう。先日のこちらの記事でも紹介させていただいた指標(無担保コールレート(オーバーナイト物))の金利を確認すると、平均・最低ともに引き続きジリジリと低下してきた金利がさすがに下げ止まり、7月と比較してやや横ばいになっているのがわかりますね。
従って、変動金利は基本的に据え置きになる可能性が高いと言えるでしょう。金利上昇要因は特段ありませんので、7月・8月に変動金利を引き下げた銀行への対抗施策として金利引き下げを行う銀行が出てきても全くおかしくない状況と言えます。
■ 無担保コールレート(オーバーナイト物)の金利推移
平均 | 最高 | 最低 | |
2013年1月4日 | 0.075% | 0.150% | 0.060% |
2013年6月3日 | 0.074% | 0.145% | 0.065% |
2014年1月7日 | 0.072% | 0.130% | 0.060% |
2014年6月2日 | 0.067% | 0.135% | 0.050% |
2014年6月24日 | 0.066% | 0.135% | 0.055% |
2014年7月10日 | 0.064% | 0.135% | 0.030% |
2014年8月14日 | 0.068% | 0.135% | 0.040% |
次に2014年9月の固定金利型の金利動向を予測してみましょう。この1ヶ月で固定金利型の住宅ローン金利に影響を与える長期金利(10年もの国債)は0.54%程度からなんと0.50%まで更に低下しています。下のグラフでもその低下傾向が確認できますね。
この金利状況ですので、月末までこの金利が維持されれば10年固定以上の固定タイプの住宅ローン金利は引き下げになる事が予想されますね。
もし住宅ローン借り換えを検討されていたり、どの銀行の住宅ローンにするか迷っている人は、迷わず申し込みしておくと良いタイミングと言えます。住宅ローンはどうしても審査に時間がかかり契約まで時間がかかってしまうためです。
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