2014年4月23日に2014年5月発行の住宅金融支援機構・「貸付債権担保住宅金融支援機構債券」の募集要項が決定しました。この債券金利は毎月のフラット35の金利動向予測の指標となりますので、2014年5月のフラット35の金利を予測する際に非常に有効です。
2014年3月には、フラット35が過去最低金利を記録しましたが、その2月の同債券の金利は1.00%と過去最低水準の金利でした。翌月、3月18日に決定した4月発行の債券金利は1.04%と0.04%上昇していました。今回(4月23日)に発表された金利は、1.01%となっており、前月比で0.03%低下、2月と比較してわずか0.01%の差となりました。まさに史上最低水準の金利で推移していると言えます。
この債券の金利の動向から、2014年5月のフラット35の金利は4月と比較して0.03%程度の引下げが予想できます。
■ 2014年5月のフラット35の予想金利
35年:1.72%程度
20年:1.44%程度
ここで、参考情報として2014年4月までのフラット35の金利推移を確認しておきましょう。
フラット35の金利は2013年の春に過去最低金利となり、夏の市場の混乱で急反発して2.0%を超えた後、低下傾向が続いています。上記の通り、今年に入っても低下傾向は継続し、2014年3月に過去最低金利を更に更新、4月はやや上昇するも歴史的低金利水準で推移していました。
2014年5月は、引下げになる可能性が高く35年であれば1.72%になると考えられます。過去最低水準の金利ですね。
住宅ローンの借入期間の金利をすべて固定にできるフラット35は非常に安心できる住宅ローンであるとともに、民間の住宅ローンと審査基準が異なり民間銀行では審査に通らない場合でも十分審査が通る可能性のある商品です。今後の金利上昇に備えたい人はこの最低水準の金利で推移しているタイミングを逃さないようにしましょう。また、フラット35は取り扱い金融機関により提供される金利が異なります。上記の予測金利は最低金利を提供する金融機関での金利を意識しているものですので、ご注意ください。
最後に当サイトでおすすめしているフラット35取り扱い金融機関は楽天銀行とSBIモーゲージです。どちらも毎月フラット35取り扱い金融機関で最低水準の金利を提供し続けています。楽天銀行は事務手数料も非常に低い水準ですし、2013年もフラット35シェア1位を獲得したSBIモーゲージは4年連続フラット35取り扱いシェアNO.1の実績と安心がその人気を物語っています。フラット35を検討している人はぜひご検討ください。
■ (ご参考)2014年4月のフラット35の金利比較
金利 | 事務手数料 | |||
20年以下 | 21年以上 | |||
楽天銀行 | 1.470% | 1.750% | 借入金額×1.100%〜 | 詳細を見る 公式サイトへ |
SBIモーゲージ | 1.470% | 1.750% | 借入金額×2.20% | 詳細を見る 公式サイトへ |
みずほ銀行 | 1.700% | 1.960% | 33,000円 | 詳細を見る 公式サイトへ |
三井住友銀行 | 2.140% | 2.400% | 33,000円 | 詳細を見る 公式サイトへ |
りそな銀行 | 1.580% | 1.840% | 借入金額×2.20% | 詳細を見る 公式サイトへ |
大手銀行のフラット35金利差をみるとこの2行の優位性が確認いただけます。 |